浅川 智恵子
視覚に障害がある人の情報利用と移動を支える技術を研究する。IBMでホームページリーダーを開発し、CMUとの共同研究では移動の支援へ広げてきた。日本科学未来館の館長として、体験と対話から未来を考える場も担っている。
人が学ぶ環境をつくること、問いを立てて新しい知識を得ること。教育と研究に携わる人物の専門領域や歩みを紹介します。所属や肩書きに加え、どのような問いや方法を大切にしているのかを、本人の発信や研究紹介からたどれます。
視覚に障害がある人の情報利用と移動を支える技術を研究する。IBMでホームページリーダーを開発し、CMUとの共同研究では移動の支援へ広げてきた。日本科学未来館の館長として、体験と対話から未来を考える場も担っている。
『存在論的、郵便的』『観光客の哲学』などを著した哲学者・批評家。出版社ゲンロンを創業し、現在は取締役とZEN大学教授を務める。著書だけでなく、対話の場や配信サービスをつくり、哲学を社会へ届けている。
神経科学と企業の戦略を経験し、問いの立て方やデータの使い方を考える研究者。慶應義塾大学で教え、LINEヤフーでも戦略に関わる。『イシューからはじめよ』の著者として知られ、自然と技術が共存する地域の未来も探る。
子どもの貧困、格差と社会保障を研究する東京都立大学教授。子ども・若者貧困研究センター長を務め、『子どもの貧困』などの著書でも問題を伝える。調査と共同研究を通じ、暮らしの条件と支える仕組みを考えている。
数理論理学を基盤に、研究情報基盤や人工知能、教育の研究へ領域を広げてきた研究者です。人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を率いました。機械が文章を理解する難しさを手がかりに、人が教科書を正確に読む力の研究と教育実践を進めています。
雲の成り立ちと、豪雨・大雪を調べる気象学者。気象研究所で予測に役立つ研究を進め、市民が撮る雪結晶の写真も観測につなげる。『すごすぎる天気の図鑑』や講演では、空の面白さから気象情報に親しむ入口をつくっている。
池上彰は、NHK記者と「週刊こどもニュース」の経験を経て独立したジャーナリスト。ニュースを知る人と初めて聞く人の間にある知識の差を意識し、テレビ、書籍、講義で背景を説明する。一方、分かりやすさだけで分かった気にさせる危険も語っている。
神経回路が情報を扱う仕組みを調べる研究者。脳の細胞の活動を観察し、人工知能との接点も研究する。『海馬』などの著書では、記憶や意識についての研究を一般の読者に伝えている。
タレントとソフトウェアエンジニアの仕事を並行する。慶應義塾大学環境情報学部で学び、アプリの開発やプログラミングの発信に携わってきた。高校生向けの無料講座「ハイスクールPython」ではコラムと動画出演を担当する。
国際開発と環境の課題を、経済の仕組みから考える東京大学の特任教授。財務省、IMF、世界銀行を経て地球環境ファシリティのCEO・議長を務めた。現在はグローバル・コモンズ・センターで、大学と企業・行政の協働を進める。
人や社会の豊かさを、データと対話で考える予防医学研究者。財団Well-being for Planet Earthの代表理事を務め、Gallupとの共同研究にも携わる。著書や取材では、多様な価値観と自分で選ぶことを考える。
人と関わるロボットをつくり、人間の存在や対話を研究する大阪大学教授。自身をモデルにしたジェミノイドや、簡素な姿のテレノイドを開発してきた。2025年の万博では「いのちの未来」をプロデュースし、研究と表現を結んだ。
子どもとメディアを研究し、つくって学ぶ場を企画する。MITメディアラボでの経験からCANVASを設立し、遊び、表現と協働のワークショップへ取り組んできた。慶應義塾大学教授・KMD研究所長として、技術と学びの環境を考える。
身体の違いと、他者の経験を考える美学者。『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを著し、取材と研究から身体の多様なあり方を伝える。東京科学大学教授、DLab+ディレクターとして研究と教育に携わる。
産婦人科医。2024年に渋谷でInaba Clinicを開院し、院長を務める。診療に加え、みんパピ!でHPVに関する情報を伝えてきた。受診の敷居を下げる場づくりと、必要な情報を広く届ける活動に取り組んでいる。
稲見昌彦は、東京大学先端科学技術研究センター教授。身体情報学、人間拡張工学、自在化技術を研究する。光学迷彩や追加の腕の研究では、装置をつくるだけでなく、人が身体をどう感じ、どう使うかを問う。
マクロ経済学を専門に、AIが雇用や所得、経済成長へ与える影響を論じる研究者。駒澤大学経済学部准教授を務め、『人工知能と経済の未来』などを執筆。技術の進歩と、人が生活するための経済の仕組みを考える。
井庭崇は、慶應義塾大学総合政策学部教授。創造の過程や、実践の知恵を共有するパターン・ランゲージを研究する。学び、協働、福祉などの領域で言葉をつくり、それを使った対話や、自ら実践する学びを提案している。
今井むつみは、子どもがことばの意味を学ぶ仕組みを研究する認知科学者。慶應義塾大学で研究と教育を続け、2025年の定年退職後は名誉教授、今井むつみ教育研究所所長として活動している。言語習得の実験と、学校での学びを支える実践をつなぐ仕事に取り組む。
経営戦略と国際経営を研究する、早稲田大学ビジネススクール教授。三菱総合研究所での仕事を経て米国で博士号を取得し、大学で研究と教育に携わってきた。経営理論を紹介する著書や、企業・起業家との対話でも発信する。
女性学・ジェンダー研究と、家族やケアの社会学に取り組む研究者。東京大学名誉教授、ウィメンズアクションネットワーク理事長を務める。著書や講演を通じ、暮らしを支える労働と、人が学び続ける条件を問いかけている。
「守り人」シリーズ、『獣の奏者』『鹿の王』の作者で、文化人類学者。2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。川村学園女子大学名誉教授を務め、2026年には『神の蝶、舞う果て』が書籍化された。
脳の活動と機械をつなぐBMIを研究する慶應義塾大学教授。脳波と装着型ロボットを用いる研究を進め、大学発企業LIFESCAPESを創業した。2024年には共同開発した医療用BMIの認証と出荷を迎え、研究を製品へつなぐ。
マリ出身の研究者。中国での留学を経て日本へ来て、京都大学で建築を学んだ。京都精華大学では教員、学部長、学長を務めた。人と空間の関わりを研究し、現在は東京都公立大学法人の国際担当理事などを担っている。
内田樹はフランス現代思想や教育、武道を論じる思想家。大学で研究と授業に携わり、神戸の学塾・道場「凱風館」を主宰する。2026年から学校法人神戸女学院理事長。自分の知識の範囲を知る読書や、考えを修正する姿勢について語る。
内村航平は、オリンピック男子個人総合を2連覇した元プロ体操選手。両親の体操クラブで育ち、単身上京して学んだ基礎練習を競技の土台にした。引退後も自ら体操を続け、講演や実演、子どもの身体操作を育てるアカデミーを通じて、競技経験を伝えている。
東京大学FoundXでスタートアップ支援と起業家教育に取り組んでいます。日本マイクロソフトを経て2016年に東京大学へ移り、本郷テックガレージの立ち上げを担当しました。『解像度を上げる』『仮説行動』などの著書や公開資料を通じ、課題を具体的に理解し、試行錯誤から学ぶ方法を伝えています。
地球温暖化を研究し、気候変動への取り組みを社会と考える気候科学者。国立環境研究所を経て東京大学の教授となり、IPCCの報告書づくりに参加してきた。市民との対話では、生活の工夫と社会の仕組みの両方を論じる。
地震学の知見を、学校や地域で人が判断できる防災教育へつなぐ研究者。北海道大学と東京大学大学院で学び、慶應義塾大学環境情報学部准教授として、災害科学の伝え方や教職員の訓練を研究している。
重力と量子の仕組みを考える理論物理学者。京都、東京、米国で研究を重ね、カリフォルニア工科大学の教授・部門長を務める。著書や科学映画への協力では、宇宙を調べる理論と、その未解決の部分を伝えている。
人の選択や働き方を実験・データで考える経済学者。行動経済学と労働経済学を研究し、感染症への情報発信や政策の検証にも取り組む。身近な疑問から研究を始め、経済学の考え方を社会へ伝える本も書いている。
人工流れ星の実証を目指す宇宙スタートアップALEの創業者、代表取締役CEO。天文学で博士号を取得し、金融会社での仕事を経て2011年に起業した。宇宙を楽しむ事業と、基礎科学へ資金を還元する仕組みを考えている。
日本代表を二度率いたサッカー指導者で、FC今治を運営する今治.夢スポーツの会長。札幌、横浜、中国のクラブで監督を務め、2014年に今治の経営へ移った。選手の育成に加え、スタジアムと地域のつながりを考えている。
タンザニアの商人や香港の重慶大厦を調査してきた文化人類学者。『都市を生きぬくための狡知』『チョンキンマンションのボスは知っている』などを著す。立命館大学教授、学校法人立命館副総長として研究と教育に携わる。
計算機の研究とアートを行き来する研究者・メディアアーティスト。筑波大学で「デジタルネイチャー」を探究し、音や光を使う技術の事業化にも関わる。2025年の万博ではnull²をプロデュースし、物理と情報が重なる場をつくった。
mRNAを医療に使う研究に取り組んできた生化学者。ドリュー・ワイスマンとの発見がワクチン開発の基盤となり、2023年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞した。大学での研究と、企業での開発の双方を経験している。
日本が戦争へ進んだ過程を、史料から研究する日本近現代史の研究者。東京大学で研究と教育に携わり、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞を受賞した。著書と対話を通じ、歴史を考える問いを読者に伝える。
『魔女の宅急便』や「小さなおばけ」シリーズの作者。ブラジルでの暮らしをもとに作家となり、2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。現在も児童文学の執筆と、新しい童話の書き手を見つける選考に携わる。
松尾綜合法律事務所の弁護士、公認不正検査士。フジテレビのアナウンサーとして働きながら夜間の法科大学院で学び、2011年に弁護士登録した。企業法務を担うほか、知的財産を学び直し、相続や終活の書籍では編著を務める。
歴史学と数学史を研究し、宇宙を素材にした教育にも携わる。ハーバード大学で日本史を教え、JAXA宇宙教育センター長を経て、現在はオーストラリアのLa Trobe大学で宇宙研究・教育と宇宙生物学のプログラムを担う。
車いすテニスで、パラリンピックの男子シングルス金メダルを三度獲得した元選手。2022年のウィンブルドン優勝で、四大大会とパラリンピックを全て制した。2023年に引退し、米国での指導を経て、育成や普及に関わっている。
1993年から2016年までNHK「クローズアップ現代」のキャスターを務めたジャーナリスト。英語ニュースや国際報道を経験し、一つの問題を複数の立場から伝えてきた。現在は東京藝術大学の理事を務め、社会課題の対話にも関わる。
木材などの素材と、場所の環境を生かす建築を手がける建築家。隈研吾建築都市設計事務所を設立し、根津美術館、V&A Dundee、国立競技場などに関わる。東京大学特別教授・名誉教授として、設計と教育、執筆を続ける。
小児科医の経験と自身の身体の経験を、当事者研究へ結ぶ。東京大学先端科学技術研究センターで、困りごとを言葉にし、仲間と考える研究を進める。『リハビリの夜』を著し、依存できる関係と社会の環境を考える活動を続ける。
栗山英樹は北海道日本ハムファイターズのCBO。選手引退後は長く取材の仕事を担い、2012年から10年間日本ハムの監督を務めた。2023年WBCでは日本代表監督として優勝。指導の正解を一つに決めず、選手の可能性や状況に向き合う考えを語っている。
半導体の回路とチップ同士をつなぐ技術を研究する工学者。東芝、慶應義塾大学、東京大学で開発と教育に携わり、現在は熊本県立大学の理事長を務める。研究だけでなく、企業と大学を結ぶ場づくりにも取り組んできた。
人と機会を組み合わせるルールを、経済学と数学で研究する研究者。米国の大学で研究し、現在は東京大学でマーケットデザインの研究拠点を率いる。理論だけでなく、現場の制度や参加する人の行動を考える研究を進める。
多様な背景の高校生が共に学ぶUWC ISAK Japanの設立に携わった教育者。大学院での学びやUNICEFでの経験を経て、支援者や仲間と学校を準備し、2014年に開校した。現在は代表理事として、学校と教育の活動に関わる。
教育とテクノロジーを研究し、東京学芸大学大学院で教える。リクルートのスタディサプリ教育AI研究所所長でもある。国会議員や企業の秘書などの仕事を経て教育の研究へ移り、旅や資格、自身の大学院での学びも発信している。
番組や映画、地域・企業の企画を手がける放送作家・脚本家。『料理の鉄人』などを企画し、『おくりびと』の脚本を担当。万博のEARTH MARTやMoN Takanawaへ活動を広げ、文化を未来へ伝える方法を考える。
テレビのドキュメンタリー制作から出発し、1995年に劇映画の監督へ進みました。日本、フランス、韓国で作品を制作しています。家族や制度を一つの答えへ閉じず、登場人物の日常と関係の変化から問い直す映像作家です。
「ときめくか」を基準に物を選ぶ片づけの方法を伝えるコンサルタント。大学時代に仕事を始め、『人生がときめく片づけの魔法』と英訳版、Netflixの番組を通じて活動を広げた。近年は、暮らしの優先順位についても語る。
マルクスの思想と環境問題を研究する、東京大学大学院総合文化研究科准教授。『人新世の「資本論」』などで、経済成長と暮らしの関係を一般の読者にも問いかける。研究と執筆を通じ、ケアや自然を含めて社会の生産を考えている。
広告、テレビ番組、ゲームや映像を通じて、表現の作り方を研究する。ポリンキーのCM、ゲームI.Q、ピタゴラスイッチなどに関わった。東京藝術大学名誉教授として、作品づくりと教育、著書や講演で方法を伝える。
エシカル協会を設立し、人や自然への配慮を日々の買い物と結び付けて伝える。テレビの取材を経験し、2010年から講座を開いてきた。現在は協会の代表理事として、講演、教材、政策への提案を通じて学ぶ場をつくっている。
身近なものを別の角度から捉え、映像や立体の作品にするアーティスト。《遊具の透視法》《ファスナーの船》などを制作した。武蔵野美術大学教授として、日常のものを見立てるワークショップにも携わる。
生命科学の研究を社会で使う事業へつなぐ起業家。東京大学大学院の在学中にジーンクエストを創業し、現在はTAZの代表も務める。著書や公開取材では、研究の知識をもとに、自分の意思と選択を考える方法を伝えている。
デザインと技術を行き来して、新しい製品やサービスを構想するデザインエンジニア。Takramを共同設立し、地域経済のデータを扱うRESASの試作や、名刺サービスEightの開発に関わった。東京大学でも教育に携わる。
防災や地域、環境の課題をデザインから考えるデザイナー。NOSIGNERを設立し、OLIVEや東京防災などに関わる。著書『進化思考』で創造の方法を伝え、慶應義塾大学特任教授として、気候変動への適応と創造性も研究する。
H2Lの代表取締役CEOで、慶應義塾大学大学院SDM研究科の教授。PossessedHandを発表し、身体感覚を人・ロボット・アバターの間で伝えるBodySharingを研究してきた。現在も大学での研究とH2Lでの事業開発を担っている。
男子400メートルハードルで2001年と2005年の世界選手権銅メダルを獲得した元陸上選手。2012年に現役を引退し、スポーツや学びについて発信してきた。2026年から東京大学先端科学技術研究センターの教授を務める。
日々の家庭料理の負担を減らす「一汁一菜でよい」という提案で知られる料理研究家。おいしいもの研究所を設立し、料理をつくることと暮らしの関係を伝えている。2024年から十文字学園女子大学の副学長も務める。
数学とジャズの経験を、つくって学ぶSTEAM教育へ結ぶ。steAmを設立し、音や身体を使う学びの場を企画する。2025年大阪・関西万博では「いのちの遊び場 クラゲ館」をプロデュースし、さまざまな人が共に参加する場に取り組んだ。
脳科学をもとに、人の悩みや社会での振る舞いを考え、一般向けに伝える研究者。著書や取材に加え、美術と鑑賞にも活動を広げている。大学で教え、アートの制作や公開対話を通じて、自分の見方を問い直すことを考える。
2017年から国連の軍縮担当上級代表を務める国際公務員。難民支援や民主化支援、平和維持活動、危機対応の仕事を経験した。軍縮を紛争予防と対話に関わる課題として説明し、加盟国の議論を支える役割を担っている。
生命を時間と関係から考える「生命誌」を提唱した研究者。JT生命誌研究館の設立と運営に携わり、現在は名誉館長を務める。研究、展示や文章をつなぎ、生きものとしての人間と、多様な生命のつながりを問いかけている。
感染症が広がる仕組みを、データと数学のモデルで調べる理論疫学者。海外と日本の大学で研究を重ね、新型コロナの流行時には科学的助言に携わった。京都大学で、健康危機の情報を解析する研究を進める。
車、人、物流などの流れが滞る仕組みを調べる研究者。数学のモデルと現場の観察を組み合わせる「渋滞学」を提唱し、道路だけでなく、工場や物流、人の動きにも研究を広げている。
『自分の仕事をつくる』などの著作と、インタビューのワークショップで働き方や人との関わりを探る。リビングワールド代表として、デザイン、執筆、教育を行い、音や人の語りを聴く実践を重ねている。
若い世代の政治参加に取り組む社会活動家。2019年にNO YOUTH NO JAPANを立ち上げ、2022年にFIFTYS PROJECTを始めた。SNSでの発信に加え、地方議会への立候補を支える活動を進めている。
長谷川眞理子は、動物の行動を観察し、進化の視点から人間を考える自然人類学者。専修大学、早稲田大学、総合研究大学院大学で研究と教育に携わり、同大学の学長を経て、2023年から日本芸術文化振興会理事長を務める。データによる検証と、異なる考え方の背景を理解する対話について発信している。
『東京ノート』で岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家。青年団を主宰し、国際共同公演や演劇を使った対話の教育に取り組む。豊岡を活動拠点とし、芸術文化観光専門職大学学長と青森県立美術館館長も務めている。
『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などを著した生物学者・作家。青山学院大学教授とロックフェラー大学客員教授を務める。生命を問い直す文章や読書の場に加え、2025年の大阪・関西万博では「いのち動的平衡館」を手がけた。
盲ろう者の立場から、言葉と対話、社会参加の条件を研究する。東京大学先端科学技術研究センターでバリアフリー研究を進め、指点字を通じて周囲と対話する。自身と支援者の記録をもとに、当事者が主体となる研究を考えてきた。
サバクトビバッタの生態を、アフリカの現場で調べる研究者。野外での観察と実験を重ね、繁殖や体温調節の仕組みを研究する。『バッタを倒しにアフリカへ』などの著書では、研究と生活の過程を一般の読者に伝えている。
機械やロボットの研究から、人の幸福を調べる研究へ活動を広げた工学者。慶應義塾大学でシステムの設計と教育に携わり、現在は武蔵野大学で学部・研究科を率いる。著書や取材では、幸福を考える研究と学びの方法を伝える。
AIの研究、教育と起業支援を進める東京大学教授。ディープラーニングを伝える著書や講座、日本ディープラーニング協会での人材育成に取り組む。政策の議論にも参加し、AIをつくる人と使う人の双方を支える活動を続ける。
教育の格差を、調査データから研究する教育社会学者。『教育格差』などの著書で、家庭や地域の条件と、子どもの学びの機会を考える。龍谷大学社会学部教授として、研究と教育に携わり、政策を検証する必要を伝えている。
松本紹圭は、僧侶でInterbeingのCWO・共同創業者。寺院の運営を学ぶ未来の住職塾、朝掃除の会、音声配信、翻訳を通じて仏教の知恵を社会へ開く。日々の習慣と、自分の生涯を超える時間軸を結び付けて考える。
公共部門が新しい技術や産業の形成にどう関わるかを研究する経済学者。UCLで研究と教育に取り組み、IIPPを創設した。公共・民間・市民が目的を共有し、価値と利益をどう生み分けるかを著書や取材で論じている。
本の面白さや、働くことと読むことの関係を伝える文芸評論家。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が新書大賞を受賞した。京都市立芸術大学の非常勤講師も務め、書評や著書を通じて、読者が自分の言葉で考える入口をつくっている。
医師としての経験を持ち、1994年と1998年に宇宙を飛行した宇宙飛行士。飛行士が健康に活動し帰還するための宇宙医学に取り組んできた。東京理科大学で、人が宇宙で暮らすための研究と教育に関わっている。
大学のコンピューター同士をつなぐ研究から、インターネットの発展に関わってきた研究者。JUNETやWIDEプロジェクトを立ち上げ、大学で研究と教育を進める。著書や対話では、技術を人がどう使い、次の世代へ渡すかを考える。
村木厚子は、労働・福祉行政と市民活動の両方から、制度と暮らしの間をつなぐ仕事を続けてきた。厚生労働事務次官を経て、2023年に全国社会福祉協議会会長へ。現場で学ぶ姿勢、若者への伴走支援、刑事司法改革への提言をたどる。
素粒子と宇宙を研究する理論物理学者。日米の大学で研究し、カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長を務めた。一般向けの本や対話では、仮説を立てて確かめる科学の過程を伝えている。
眠気と睡眠が生まれる仕組みを調べる研究者。米国と日本で研究し、櫻井武らとオレキシンを発見した。筑波大学の睡眠研究拠点を率い、基礎研究と、睡眠を測る技術の事業化に関わっている。
アフリカの野生ゴリラを調査し、人間の社会と進化を考えてきた霊長類学者。京都大学総長を経て、総合地球環境学研究所所長を務める。研究と著書、文学者との対話から、人が集まり、互いに関わることを問いかけている。
家族法・英米法を研究する法学者。東京大学を卒業して財務省、法律事務所を経験し、Harvardで学んだ後に博士号を取得した。信州大学特任教授、ZEN大学教授として研究・教育を行い、読書や仕事の経験を取材と書籍でも語る。
2010年にスペースシャトルで国際宇宙ステーションへ飛行した元JAXA宇宙飛行士。東大で航空宇宙を学び、「きぼう」の開発と宇宙飛行士の訓練を経験した。現在はSpace Port Japanで宇宙港や宇宙旅行の活動に関わる。
地域の人が自分たちの課題を解決する過程を支えるコミュニティデザイナー。建築・ランドスケープの設計から、施設を使う人や運営の仕組みへ仕事を広げた。studio-Lを率い、住民参加のまちづくり、福祉、教育に取り組んでいる。
工学と表現を行き来するデザインエンジニア。日産自動車から独立し、Suicaの改札機や義足、ロボットなどの開発に関わる。東京大学生産技術研究所特任教授として研究と教育を続け、試作品を展示や著書でも伝えている。
臨床研修と基礎研究を経て、2006年にマウス、2007年にヒトのiPS細胞作製を報告した医学研究者です。細胞を初期化する原理の解明から、再生医療や創薬へ技術をつなぐ研究・組織基盤の整備まで取り組んでいます。
英国のバレエ団で長く主役を踊り、引退後は新国立劇場の舞踊芸術監督を務める。『ジゼル』などの作品づくりと若手の育成に取り組み、2025年にはロンドン公演を実施。踊り手としての経験を、バレエ団の制作と教育へつないでいる。
リチウムイオン電池の基本構造を開発した化学者。旭化成で材料の研究から電池の事業化に携わり、2019年にノーベル化学賞を共同受賞した。現在は名城大学などでも、研究と次の世代を育てる活動に取り組んでいる。
サッカーの戦術を動画などで伝え、社会人クラブ「シュワーボ東京」の代表と監督を務める。2016年にYouTubeでの発信を始め、2020年にクラブをつくった。発信するだけでなく、選手とともに試す場でも考えを磨いている。
身体とコンピューターの関わりを研究するソニーCSLシニアフェロー。マルチタッチや、人の感覚・能力を技術で広げる研究に取り組んできた。東京大学で研究と教育を担い、2026年に名誉教授となる。想像を実装へ変える方法を語る。
銀行で働いた後、58歳からパソコンを学び、2017年にゲームアプリ「hinadan」を公開した。表計算ソフトで図案を描くエクセルアートも紹介する。デジタル機器に不慣れな人が、楽しみながら使うことを支える活動を続けている。
触覚を通じたコミュニケーションと、人がよりよく生きるための技術を研究する。NTTの上席特別研究員として、鼓動を手で感じる「心臓ピクニック」や、学校でウェルビーイングを学ぶ方法に取り組む。
開催日や参加条件から、このテーマに関連するイベントを探せます。ここで紹介する人物が登壇するとは限りません。
現在、確認済みの開催予定はありません。