KEY PERSON PROFILE
東 浩紀
あずま・ひろき / Hiroki Azuma

- 哲学者・批評家
『存在論的、郵便的』『観光客の哲学』などを著した哲学者・批評家。出版社ゲンロンを創業し、現在は取締役とZEN大学教授を務める。著書だけでなく、対話の場や配信サービスをつくり、哲学を社会へ届けている。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 哲学者・批評家
- その他の役割
- ZEN大学教授
- その他の役割
- 株式会社ゲンロン創業者・取締役
- 生年
- 1971年
- 出身
- 東京都三鷹市
- 学歴
- 東京大学大学院修了、博士(学術)
- 主な受賞
- サントリー学芸賞(1999年)、毎日出版文化賞(2017年)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
哲学・批評
『存在論的、郵便的』『観光客の哲学』などの著書で哲学を論じる。
出版・議論の場づくり
ゲンロンを創業し、書籍の出版とカフェで講演・対話を行う場に関わる。
実践から考える哲学
会社の運営で言葉が変わる経験を、2025年の本人インタビューで説明している。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
東は、批評や哲学を執筆する仕事から、議論を届ける場を運営する仕事へ活動を広げた。ゲンロンを創業し、出版とカフェでの対話を並行してきたが、経営で会う人々とのやりとりは、読者へ文章を書く時とは異なる言葉を必要としたと振り返る。2018年には上田洋子へ代表を引き継ぎ、現在は取締役として関わる。動画配信のシラスも始まり、書籍以外の発信の場が増えた。哲学者として書くことに加え、会社と対話の場で試してきた経験を、再び考える材料にする歩みがある。
年表
三鷹市に生まれる
東京都三鷹市に生まれ、後に東京大学で哲学を学んだ。
批評家としてデビュー
批評の執筆を始め、哲学や現代文化について論じるようになった。
サントリー学芸賞を受賞
『存在論的、郵便的』がサントリー学芸賞を受賞した。
- 転機
ゲンロンの前身会社を設立
浅子佳英と合同会社コンテクチュアズを設立。後に株式会社ゲンロンとなる。
哲学・批評の執筆 → 出版する会社の運営
自分の議論を書く活動に、出版と対話の場を運営する役割が加わった。
- 転機
代表を上田洋子へ引き継ぐ
上田洋子がゲンロン代表となった。東は現在、創業者・取締役として関わる。
会社の代表 → 創業者・取締役
代表者の交代を経て、現在は取締役として会社に関わる。
- 転機
動画配信サービス「シラス」が始まる
ゲンロンの沿革に、シラスの公開と配信開始が記されている。
書籍と会場での対話 → 動画配信の場
文章と会場に加え、オンラインで議論を届ける場が広がった。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
存在論的、郵便的
哲学を論じた著書。1999年のサントリー学芸賞受賞作として、選評と著者略歴が公開されている。
経歴の該当項目へ移動 →観光客の哲学
『ゲンロン0』として刊行した哲学書。2017年の毎日出版文化賞を受賞した。
経歴の該当項目へ移動 →ゲンロンとゲンロンカフェ
出版と講演・対話を行う会社と会場を創業。会社の現在の代表取締役は上田洋子で、東は取締役を務める。
経歴の該当項目へ移動 →ZEN大学での教育
教授として哲学・表象文化論・情報社会論を専門とする。大学の教員紹介で担当科目を確認できる。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸専門の問いを、異なる立場の人との対話と実践へ開く。
専門の答えへ、別の角度から問いを投げかける
本人の発言・行動2015年に公開された本人の受賞文では、哲学の専門家が当然とする答えに距離を置き、一般の読者へ問いを届ける姿勢を説明した。
編集部の読み編集部は、専門の議論をそのまま移すより、読者が別の入口から考えられるようにする姿勢と読む。
試してきた経験を、後から考え直す
本人の発言・行動2025年のインタビューでは、会社を運営する中で言葉や価値観が変わり、先に理念を完成させるのでなく、実践を後から考える哲学を語った。
編集部の読み編集部は、書くことと経営を別々に閉じず、実際の経験を考え直す材料にする方法と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

