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デザイン・建築・文化を知る人物

ものや空間のつくり方、表現の方法、社会の捉え方。デザインや文化に関わる人物の仕事には、日常を見直す手がかりがあります。経歴と専門性から興味のある一人を見つけ、本人の発信や作品を知る資料へ進んでください。

人物の経歴と専門性を読む

77人掲載・五十音順。各人物の紹介は公開資料をもとに編集しています。

哲学者・批評家 / ZEN大学教授 / 株式会社ゲンロン創業者・取締役

東 浩紀

『存在論的、郵便的』『観光客の哲学』などを著した哲学者・批評家。出版社ゲンロンを創業し、現在は取締役とZEN大学教授を務める。著書だけでなく、対話の場や配信サービスをつくり、哲学を社会へ届けている。

専門テーマ:哲学・批評 / 出版・議論の場づくり / 実践から考える哲学

映画監督 / キネマ ミュージアム代表 / 高知健康科学大学 客員教授

安藤 桃子

『カケラ』『0.5ミリ』を監督し、高知を拠点に映画館や子どもとの映画づくりを進める。キネマ ミュージアム代表、NPO地球のこども理事。2026年に高知健康科学大学客員教授となり、映画を観て語る学びにも携わる。

専門テーマ:映画の監督・脚本 / 映画館と文化の場づくり / 映画を通じた教育

建築家 / 安藤忠雄建築研究所代表 / 東京大学名誉教授

安藤 忠雄

打ち放しコンクリートと光を用いた空間で知られる建築家。大阪に安藤忠雄建築研究所を設立し、住吉の長屋、光の教会、直島の美術館などを手がける。東京大学名誉教授として、設計に加え、展覧会や文化の場づくりにも関わる。

専門テーマ:光・風と建築空間 / 美術館と自然・景観 / 文化の場と建築の継承

美学者 / 東京科学大学教授 / DLab+ディレクター

伊藤 亜紗

身体の違いと、他者の経験を考える美学者。『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを著し、取材と研究から身体の多様なあり方を伝える。東京科学大学教授、DLab+ディレクターとして研究と教育に携わる。

専門テーマ:身体と美学 / 感覚・スポーツと表現 / 他者との関わり・利他

バレエダンサー / 東京バレエ団 ゲスト・プリンシパル

上野 水香

上野水香は東京バレエ団のゲスト・プリンシパル。ローザンヌでの受賞とモナコ留学を経て、日本を拠点に踊ってきた。2004年から取り組むベジャール振付『ボレロ』では、長い葛藤を経て自分の表現を見いだしたと話す。古典と現代の作品を踊り、観客と舞台の時間を分かち合うことを大切にしている。

専門テーマ:古典バレエの役づくり / 振付家ごとの表現 / 公演のプログラム

作家 / 文化人類学者 / 川村学園女子大学名誉教授

上橋 菜穂子

「守り人」シリーズ、『獣の奏者』『鹿の王』の作者で、文化人類学者。2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。川村学園女子大学名誉教授を務め、2026年には『神の蝶、舞う果て』が書籍化された。

専門テーマ:ファンタジー・長編小説 / 文化人類学 / 物語の世界を描く方法

東京都公立大学法人 理事(国際担当) / 京都精華大学 客員教員 / 空間人類学の研究者

ウスビ・サコ

マリ出身の研究者。中国での留学を経て日本へ来て、京都大学で建築を学んだ。京都精華大学では教員、学部長、学長を務めた。人と空間の関わりを研究し、現在は東京都公立大学法人の国際担当理事などを担っている。

専門テーマ:空間人類学 / 大学の教育と運営 / 異なる文化での学び

小説家

小川 洋子

『妊娠カレンダー』で芥川賞、『博士の愛した数式』で本屋大賞などを受賞した小説家。目立つ場所に立たない人や、言葉にならない経験を物語に描く。近作では歌う人や、帝国劇場を支える裏方の仕事も扱っている。

専門テーマ:小説・人物の描写 / 歌と表現の仕事 / 劇場と記憶を残す取材

発酵デザイナー / 発酵デパートメント オーナー

小倉 ヒラク

発酵を、食品だけでなく地域の文化や暮らしから伝えるデザイナー。東京農業大学で醸造を学び、著書や展覧会を制作してきた。下北沢の「発酵デパートメント」を運営し、各地の生産者と食べる人をつないでいる。

専門テーマ:発酵文化の調査 / デザインによる伝え方 / 食品を届ける店づくり

筑波大学教授 / 東京大学准教授 / メディアアーティスト / ピクシーダストテクノロジーズ共同創業者・会長

落合 陽一

計算機の研究とアートを行き来する研究者・メディアアーティスト。筑波大学で「デジタルネイチャー」を探究し、音や光を使う技術の事業化にも関わる。2025年の万博ではnull²をプロデュースし、物理と情報が重なる場をつくった。

専門テーマ:デジタルネイチャー / 音・光と計算機の研究 / 研究と表現の場づくり

森美術館 館長 / キュレーター

片岡 真実

片岡真実は、森美術館の館長でキュレーター。東京オペラシティアートギャラリー、森美術館、国際芸術祭で展覧会づくりに携わってきた。作品と歴史、地域と世界をつなぎ、異なる背景を持つ人が協働する場を考えている。

専門テーマ:展覧会のキュレーション / 国際協働の設計 / 地域と美術館の関係

日本近現代史研究者 / 東京大学元教授

加藤 陽子

日本が戦争へ進んだ過程を、史料から研究する日本近現代史の研究者。東京大学で研究と教育に携わり、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞を受賞した。著書と対話を通じ、歴史を考える問いを読者に伝える。

専門テーマ:日本近現代史と戦争 / 史料と人の判断 / 歴史を考える講義と著書

児童文学作家

角野 栄子

『魔女の宅急便』や「小さなおばけ」シリーズの作者。ブラジルでの暮らしをもとに作家となり、2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。現在も児童文学の執筆と、新しい童話の書き手を見つける選考に携わる。

専門テーマ:児童文学・幼年童話 / 文章の推敲・音読 / 童話の選考

小説家 / 詩人

川上 未映子

『乳と卵』で芥川賞を受賞した小説家・詩人。『ヘヴン』の英訳は国際ブッカー賞の最終候補となり、『黄色い家』で読売文学賞を受賞した。2026年の取材でも、手書きの準備から言葉や物語が生まれる過程を語っている。

専門テーマ:小説と詩 / 生活の条件と人物の描写 / 手書きによる創作の準備

映画監督 / なら国際映画祭エグゼクティブディレクター

河瀨 直美

奈良を拠点に活動する映画監督。『萌の朱雀』でカンヌのカメラドール、『殯の森』でグランプリを受賞した。記録映画と劇映画を制作し、なら国際映画祭の運営を通じて、映画を作る人と地域が出会う場にも関わっている。

専門テーマ:記録映画と劇映画 / 人と撮影の現場 / 地域で映画を届ける場

映画プロデューサー / 映画監督 / 小説家

川村 元気

『電車男』『告白』『君の名は。』などをプロデュースする映画人。小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、自著『百花』の映画化で長編監督へ進んだ。2025年には『8番出口』を脚本・監督。映画と文章、異なる表現を行き来する。

専門テーマ:映画の企画とプロデュース / 小説と映像の脚本・監督 / 異分野から企画を考える方法

歴史学者 / La Trobe大学 宇宙研究・教育のProfessor of Practice

北川 智子

歴史学と数学史を研究し、宇宙を素材にした教育にも携わる。ハーバード大学で日本史を教え、JAXA宇宙教育センター長を経て、現在はオーストラリアのLa Trobe大学で宇宙研究・教育と宇宙生物学のプログラムを担う。

専門テーマ:日本史と歴史教育 / 世界の数学史 / 宇宙を入口にした教育

建築家 / 東京大学特別教授・名誉教授 / 日本芸術院会員

隈 研吾

木材などの素材と、場所の環境を生かす建築を手がける建築家。隈研吾建築都市設計事務所を設立し、根津美術館、V&A Dundee、国立競技場などに関わる。東京大学特別教授・名誉教授として、設計と教育、執筆を続ける。

専門テーマ:木材・布と建築の素材 / 建築と自然・景観 / 公共空間と人の感覚

SLOW LABEL芸術監督 / アートプロデューサー

栗栖 良依

障害の有無や専門の違いを越え、共にものをつくり、表現する場に取り組むアートプロデューサー。SLOW LABELを始め、ヨコハマ・パラトリエンナーレやSLOW CIRCUSを企画。舞台に参加できる条件を、制作と支援の両面から考える。

専門テーマ:異なる人との共同制作 / 舞台への参加とアクセシビリティ / サーカスと音楽の作品づくり

料理家

栗原 はるみ

『ごちそうさまが、ききたくて。』などの本や雑誌で、家庭料理を伝える料理家。試作を重ねたレシピに加え、食器やキッチン用品も開発してきた。近年は個人名の雑誌「栗原はるみ」やオンライン料理教室でも、日々の料理を届けている。

専門テーマ:家庭でつくるレシピ / 食卓と暮らしの道具 / 料理を伝える媒体と教室

放送作家・脚本家 / 京都芸術大学副学長 / MoN Takanawa総合プロデューサー

小山 薫堂

番組や映画、地域・企業の企画を手がける放送作家・脚本家。『料理の鉄人』などを企画し、『おくりびと』の脚本を担当。万博のEARTH MARTやMoN Takanawaへ活動を広げ、文化を未来へ伝える方法を考える。

専門テーマ:放送番組と映画の企画・脚本 / 食と文化の体験づくり / 日常から企画を考える方法

映画監督 / テレビディレクター / 制作者集団「分福」メンバー

是枝 裕和

テレビのドキュメンタリー制作から出発し、1995年に劇映画の監督へ進みました。日本、フランス、韓国で作品を制作しています。家族や制度を一つの答えへ閉じず、登場人物の日常と関係の変化から問い直す映像作家です。

専門テーマ:ドキュメンタリー演出 / 脚本・監督・編集 / 国際共同制作

音楽家 / 作曲家

坂本 龍一

音楽家・作曲家(1952〜2023年)。1978年にソロ作品『千のナイフ』を発表し、YMOの活動にも参加した。電子音楽、映画、ピアノ、音と映像の作品を行き来し、演奏する人や技術によって変わる音に関心を向けた。

専門テーマ:電子音楽とピアノ / 音と映像・展示 / 共同制作と音の違い

表現方法の研究者 / 東京藝術大学名誉教授

佐藤 雅彦

広告、テレビ番組、ゲームや映像を通じて、表現の作り方を研究する。ポリンキーのCM、ゲームI.Q、ピタゴラスイッチなどに関わった。東京藝術大学名誉教授として、作品づくりと教育、著書や講演で方法を伝える。

専門テーマ:広告の表現とルール / 理解と学びの番組づくり / 表現方法の研究と共有

クリエイティブディレクター / SAMURAI代表

佐藤 可士和

企業や商品の伝え方を、コンセプトから視覚表現、空間まで考えるクリエイティブディレクター。SAMURAIを設立し、楽天や今治タオルなどのブランドづくりに関わる。国立新美術館の個展を経て、幅広い分野の仕事を続ける。

専門テーマ:企業・商品のブランディング / 産地ブランドと地域の協働 / 情報整理とデザイン

コピーライター / 世界ゆるスポーツ協会 代表理事

澤田 智洋

澤田智洋はコピーライター、世界ゆるスポーツ協会代表理事。スポーツが苦手だった自身の経験を踏まえ、年齢や運動の得意不得意にかかわらず楽しめる競技を仲間と開発している。一人の身体の動きや困りごとを起点に、用具やルールを考え直す。言葉で方向を示すコンセプトづくりを、スポーツや福祉の仕事へ広げてきた。

専門テーマ:一人から始める競技開発 / ルールと用具の設計 / 言葉から方向を考える

デザイナー / アーティスト

篠原 ともえ

歌手としてデビューし、自らの衣装制作からデザインへ活動を広げた。STUDEOを共同設立し、アーティストの衣装、企業の制服や商品を手がける。革の端材を用いた着物や間伐材のバッグなど、素材を調べ、形を考える仕事に取り組む。

専門テーマ:衣装と服のデザイン / 素材を生かす商品づくり / 手づくりと制作の伝え方

建築家 / Studio Gang創設パートナー

ジャンヌ・ギャング

建築と都市、人や自然の関係を考える米国の建築家。Studio Gangを設立し、シカゴのAqua Towerやニューヨークのギルダー・センターを手がける。文化施設や住まいの設計に加え、既存建物を生かす研究と執筆にも取り組む。

専門テーマ:公共建築と地域の参加 / 集合住宅と都市の暮らし / 既存建物の再利用と継承

スタジオジブリプロデューサー / スタジオジブリ代表取締役議長

鈴木 敏夫

アニメーション映画の制作と宣伝を支えるプロデューサー。雑誌『アニメージュ』の編集からスタジオジブリへ進み、宮﨑駿や高畑勲の作品に関わった。映画をつくる人と観客を結ぶ仕事を続け、著書や対談でも制作の方法を伝える。

専門テーマ:アニメーション映画のプロデュース / 作品に合わせる宣伝 / 編集とチームの制作方法

アーティスト / 武蔵野美術大学教授

鈴木 康広

身近なものを別の角度から捉え、映像や立体の作品にするアーティスト。《遊具の透視法》《ファスナーの船》などを制作した。武蔵野美術大学教授として、日常のものを見立てるワークショップにも携わる。

専門テーマ:映像と空間のアート / 見立て・立体表現 / 参加型の鑑賞・美術教育

アーティスト / 株式会社Cradle代表

スプツニ子!

映像や装置を使い、技術と社会の前提を問い直すアーティスト。生理マシーン、タカシの場合。や運命の赤い糸を紡ぐ蚕などを発表した。MITでの研究・教育を経て、Cradleを設立し、多様な働き方にも取り組む。

専門テーマ:技術と社会を問う映像・装置 / 科学と物語の共同制作 / 多様性と働く条件

ピアニスト / 作曲家

角野 隼斗

東京大学大学院で音楽情報処理を研究し、ピティナ特級グランプリ受賞後に音楽家へ進んだピアニスト・作曲家。『Human Universe』『CHOPIN ORBIT』を発表し、ニューヨークを拠点に演奏、即興、作曲を続けている。

専門テーマ:クラシック・ピアノ演奏 / 作曲と編曲 / 即興演奏

建築家 / SANAA共同主宰

妹島 和世

妹島和世は住宅や美術館、大学の空間を設計する建築家。伊東豊雄の事務所を経て独立し、西沢立衛とSANAAを設立した。建物をひとつの形として見せるだけでなく、その場所で人がどう過ごし、周囲とどうつながるかを考える。司書との相談や使い慣れた家具の再利用など、個々の条件から設計を組み立てている。

専門テーマ:建築と動線の設計 / 使い方の選択肢 / 周囲の環境との接続

デザインエンジニア / Takram共同創業者 / 東京大学特任教授

田川 欣哉

デザインと技術を行き来して、新しい製品やサービスを構想するデザインエンジニア。Takramを共同設立し、地域経済のデータを扱うRESASの試作や、名刺サービスEightの開発に関わった。東京大学でも教育に携わる。

専門テーマ:データと試作品のデザイン / 製品・サービスの共同開発 / デザインと技術の教育

デザイナー / NOSIGNER代表 / 慶應義塾大学特任教授

太刀川 英輔

防災や地域、環境の課題をデザインから考えるデザイナー。NOSIGNERを設立し、OLIVEや東京防災などに関わる。著書『進化思考』で創造の方法を伝え、慶應義塾大学特任教授として、気候変動への適応と創造性も研究する。

専門テーマ:防災・社会課題の情報デザイン / 創造性とデザイン教育 / 気候変動への適応と都市

森トラスト 代表取締役社長

伊達 美和子

都市開発とホテル事業に携わる森トラストの社長。大学院で都市計画や建築を学び、コンサルティング会社を経て1998年に入社した。ホテル事業の経営を担い、2016年に森トラスト社長へ就任。現在も開発と経営の継承に取り組む。

専門テーマ:都市開発と不動産 / ホテル事業の経営 / 企画・実行と経営継承

ピアニスト

舘野 泉

フィンランドを拠点に活動してきたピアニスト。1960年にデビューし、2002年の病気の後、左手による演奏で舞台へ戻った。作曲家への委嘱で左手の作品を広げ、同じ曲でも毎回新しく演奏することを本人が語っている。

専門テーマ:ピアノの演奏 / 左手の作品を広げる活動 / 技術と音楽の表現

江戸文化研究者 / 法政大学 名誉教授 / イシス編集学校 学長

田中 優子

田中優子は日本近世文化・アジア比較文化を研究する法政大学名誉教授、イシス編集学校学長。江戸に惹かれる転機は大学時代に読んだ石川淳の文章だった。『江戸の想像力』『江戸百夢』などを執筆し、文学や絵、海外との交流を横断して考える。教える仕事と並行し、自分も編集の学び手に戻ってきた。

専門テーマ:江戸文化の研究 / アジアとの比較文化 / 読書と編集の教育

ミニチュア写真家 / 見立て作家

田中 達也

日用品を風景や別の物に見立て、ミニチュアの人物と撮影する写真家。2011年からMINIATURE CALENDARで作品を発表し、NHKのひよっこのタイトル映像にも関わった。展覧会と作品集を通じて、見立ての表現を伝える。

専門テーマ:日用品と風景の見立て / 光・影とミニチュアの撮影 / 記録・分類と継続する制作

俳優

田中圭

テレビ・映画・舞台で活動する俳優。『WATER BOYS』『おっさんずラブ』などに出演し、相手の芝居を受けて役を作ることを語る。2026年には『キングダム 魂の決戦』や二人芝居の出演を通じて、異なる現場で演じている。

専門テーマ:テレビと映画の演技 / 舞台の演技 / 共演者と役を作る仕事

建築家 / ATTA 代表

田根 剛

田根剛はパリを拠点とする建築家。場所の歴史や地形、暮らしを調べ、過去の記憶を未来の建築へつなぐ設計に取り組む。DGT.の一員として携わったエストニア国立博物館では、旧軍用滑走路を提案に取り込んだ。2017年にATTAを設立し、弘前れんが倉庫美術館などを手がけている。

専門テーマ:場所の記憶からの設計 / 設計前のリサーチ / 既存建築の改修

歌人

俵 万智

俵万智は『サラダ記念日』などの歌集で知られる歌人。大学で短歌に出会い、高校で国語を教えながら第一歌集を刊行した。日常の言葉を使い、自分が詠みたい気持ちと、読む人へ届く形の両方を考える。歌集や評論、エッセイ、選歌を通じて活動する。

専門テーマ:日常を短歌にする / 読者へ届く言葉を選ぶ / 短歌を読み、選ぶ

クリエイティブディレクター / arca代表

辻 愛沙子

企業の広告と社会に向けたメッセージを企画するクリエイティブディレクター。arcaを設立し、女性の健康や働き方を考えるLadyknowsなどに取り組む。テレビでの発信や難民支援の現場での学びも、活動に重ねてきた。

専門テーマ:広告と社会に向けた企画 / 学びと参加の場づくり / 経験を言葉にする発信

小説家

辻村 深月

『ツナグ』『かがみの孤城』などを著した小説家。『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞し、映画ドラえもんの脚本も手がけた。2026年には噂をめぐる長編『ファイア・ドーム』を刊行し、柴田錬三郎賞を受賞した。

専門テーマ:子どもの気持ちと居場所 / ミステリーと噂の描写 / 小説・脚本の表現

俳優 / 音楽家 / 映画製作者

ディーン・フジオカ

俳優・音楽家・映画製作者。香港で俳優として仕事を始め、日本では『あさが来た』などに出演した。音楽制作と映画の企画・製作にも取り組み、2026年には主演ドラマの主題歌を作詞・作曲している。

専門テーマ:映像の演技 / 音楽の制作と公演 / 映画の企画と製作

料理研究家 / おいしいもの研究所代表 / 十文字学園女子大学副学長

土井 善晴

日々の家庭料理の負担を減らす「一汁一菜でよい」という提案で知られる料理研究家。おいしいもの研究所を設立し、料理をつくることと暮らしの関係を伝えている。2024年から十文字学園女子大学の副学長も務める。

専門テーマ:家庭料理と一汁一菜 / 料理の修業と伝え方 / 料理から人間を考える教育

steAm代表取締役 / 音楽家・数学研究者 / STEAM教育者

中島 さち子

数学とジャズの経験を、つくって学ぶSTEAM教育へ結ぶ。steAmを設立し、音や身体を使う学びの場を企画する。2025年大阪・関西万博では「いのちの遊び場 クラゲ館」をプロデュースし、さまざまな人が共に参加する場に取り組んだ。

専門テーマ:数学と音楽の創作 / STEAM教育の場づくり / 五感を使う参加のデザイン

脳科学者 / 東日本国際大学 特任教授

中野 信子

脳科学をもとに、人の悩みや社会での振る舞いを考え、一般向けに伝える研究者。著書や取材に加え、美術と鑑賞にも活動を広げている。大学で教え、アートの制作や公開対話を通じて、自分の見方を問い直すことを考える。

専門テーマ:脳科学を一般に伝える / 美術の鑑賞と問い / 美術の学びと制作

生命誌研究者 / JT生命誌研究館名誉館長

中村 桂子

生命を時間と関係から考える「生命誌」を提唱した研究者。JT生命誌研究館の設立と運営に携わり、現在は名誉館長を務める。研究、展示や文章をつなぎ、生きものとしての人間と、多様な生命のつながりを問いかけている。

専門テーマ:生命誌・時間と関係 / 生命科学と人間 / 研究と展示・文章の表現

建築家 / 永山祐子建築設計代表

永山 祐子

光と素材、人が集う場の関係を考える建築家。永山祐子建築設計を設立し、豊島横尾館やJINS PARK 前橋、万博のパビリオンなどを手がける。建物の改修や部材の再利用にも関わり、2025年に『建築というきっかけ』を刊行した。

専門テーマ:光・素材と建築空間 / 商業空間と街の関係 / 建築の改修と部材の再利用

小説家

西 加奈子

『あおい』でデビューし、『通天閣』『ふくわらい』『サラバ!』などを発表してきた小説家。人物の孤独や他者との関係を、長編・短編、エッセイなど異なる形式で描く。2026年には長編『きずもの』を刊行し、人を一つの面だけで判断することへの問いを語っている。

専門テーマ:長編・短編小説 / ノンフィクション / 言葉と絵による表現

映画監督 / 脚本家

西川 美和

西川美和は映画監督・脚本家。大学在学中に映画の現場へ入り、2002年に『蛇イチゴ』でデビュー。脚本と小説を往復しながら、人の弱さや社会との関係を描く。2026年の『わたしの知らない子どもたち』では、前作に残った問いから戦後の子どもを題材にした。

専門テーマ:オリジナル脚本と映画監督 / 映画と小説の往復 / 人物の背景を調査する

働き方研究家 / リビングワールド代表

西村 佳哲

『自分の仕事をつくる』などの著作と、インタビューのワークショップで働き方や人との関わりを探る。リビングワールド代表として、デザイン、執筆、教育を行い、音や人の語りを聴く実践を重ねている。

専門テーマ:働き方を探る執筆 / インタビューの学び / デザインと場づくり

アーティスト / メイクアップアーティスト / 僧侶 / 佛教大学社会福祉学部客員教授

西村 宏堂

メイクとアート、仏教の教えから、自分らしく生きることを伝える。米国で美術を学び、メイクの仕事を経て僧侶となった。著書『正々堂々』や講演で発信し、2026年に佛教大学客員教授へ就任、現代美術の初個展も開いた。

専門テーマ:美とメイクの表現 / 仏教と自分らしさの発信 / 人の違いとつながりのアート

音楽家 / アーティスト

蓮沼 執太

蓮沼執太は音楽家、アーティスト。2006年にアルバムデビューし、蓮沼執太チームや蓮沼執太フィルを主宰する。環境音と電子音、楽器の演奏を用いた作曲から、展示、映画、舞台の音楽まで活動を広げてきた。編成ごとの違いを生かした制作を続けている。

専門テーマ:環境音と電子音の作曲 / 集団の編成と演奏方法 / 展示・映像・舞台の音楽

料理家 / 管理栄養士

長谷川 あかり

長谷川あかりは家庭料理のレシピを発信する料理家・管理栄養士。子役から学び直しを経て、2022年から本格的に料理家として活動する。趣味だった料理が家事になる戸惑いを出発点に、少ない工程や献立の型を提案。手間を減らしながらも、自分の好きな味は守ることを大切にしている。

専門テーマ:家庭料理のレシピ設計 / 献立の組み立て / 栄養学を土台にした発信

プロフィギュアスケーター

羽生 結弦

羽生結弦はソチ・平昌五輪の男子シングル金メダリスト。2022年にプロへ転向後、単独公演の出演や制作総指揮、原作執筆を担う。ジャンプや演技の技術を磨くことに加え、プログラムをつなぎ、音楽や映像とともに物語を届ける仕事へ活動を広げている。

専門テーマ:フィギュアスケートの演技 / 単独公演の制作 / 物語とプログラムの接続

ブックディレクター / BACH 代表取締役

幅 允孝

幅允孝は、本を選ぶことと本に触れる場所づくりを手がけるブックディレクター。書店勤務を経て2005年にBACHを設立した。図書館や病院、店などで利用者の話を聞き、選書、分類、棚やサインを考える。自分の好きな本を並べるところから、目の前の人が手に取りやすい本を探す仕事へと広げてきた。

専門テーマ:利用者に合わせた選書 / 分類と本棚の編集 / 読む場所の設計

将棋棋士

羽生 善治

将棋棋士・九段。1985年にプロ入りし、1996年に七つのタイトルを同時に持つ七冠、2017年に永世七冠の資格を得た。日本将棋連盟の会長も務め、現在も対局を続けながら、AIで変わる将棋と判断について語っている。

専門テーマ:将棋の対局と記録 / 判断と振り返り / 変化する将棋の学び

映画監督 / 脚本家

濱口 竜介

映画監督・脚本家。『ハッピーアワー』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』などを制作してきた。俳優が話す言葉と、カメラが記録する現実の関係を考え、記録映画から国際共同製作へ仕事を広げている。

専門テーマ:俳優と言葉の演出 / 劇映画と記録映画 / 国際共同製作

株式会社Q0 代表取締役社長 / ロフトワーク共同創業者

林 千晶

林千晶は、株式会社Q0の代表取締役社長で、ロフトワークの共同創業者。FabCafeやヒダクマに関わった経験をもとに、地域の人と都市の知見をつなぐ。仕事の速さと地域の納得をどう両立するかを、飛騨と秋田の実践から考えている。

専門テーマ:地域と都市をつなぐ事業 / 試せる場の設計 / 地域のものづくり

作家

林 真理子

『ルンルンを買っておうちに帰ろう』で知られ、小説とエッセイを執筆する作家。直木賞受賞後、実在の人物や歴史を扱う作品にも活動を広げた。日本大学理事長を2026年6月に退任し、現在は作家としての仕事を続ける。

専門テーマ:小説・エッセイ / 資料を使う歴史小説 / 読者に合わせる文章表現

劇作家・演出家 / 青年団主宰 / 芸術文化観光専門職大学学長 / 青森県立美術館館長

平田 オリザ

『東京ノート』で岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家。青年団を主宰し、国際共同公演や演劇を使った対話の教育に取り組む。豊岡を活動拠点とし、芸術文化観光専門職大学学長と青森県立美術館館長も務めている。

専門テーマ:戯曲・演出と国際共同制作 / 対話・コミュニケーション教育 / 芸術文化と地域・観光

生物学者・作家 / 青山学院大学教授 / ロックフェラー大学客員教授

福岡 伸一

『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などを著した生物学者・作家。青山学院大学教授とロックフェラー大学客員教授を務める。生命を問い直す文章や読書の場に加え、2025年の大阪・関西万博では「いのち動的平衡館」を手がけた。

専門テーマ:生命と動的平衡 / 科学・文学・芸術をつなぐ執筆 / 読書の場と展示

将棋棋士

藤井 聡太

将棋棋士・九段。2016年、14歳でプロとなり、翌年に公式戦29連勝を記録した。2023年には史上初めて八つのタイトルを同時に持つ八冠を達成。取材では、形勢判断や時間の使い方、難しい局面への向き合い方を語っている。

専門テーマ:将棋の対局 / 形勢判断と時間配分 / 対局を振り返る言葉

無用発明家 / 作家 / 株式会社無駄CEO

藤原 麻里菜

役に立たないと思えるアイデアを、動く装置や映像にする無用発明家。「無駄づくり」をYouTubeで発表し、個展や著書『考える術』へ活動を広げた。株式会社無駄を設立し、異なる技能を持つ人との制作にも取り組む。

専門テーマ:日常の感情と無用な発明 / 発想と独学の方法 / 異なる技能による共同制作

小説家 / エッセイスト

三浦 しをん

『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、『舟を編む』で本屋大賞を受賞した小説家・エッセイスト。取材で出会う仕事や人を物語に描き、植物研究やネイルの世界も扱う。2026年には夢をめぐる連作『夜の恩寵』を刊行した。

専門テーマ:取材をもとにする小説 / 技術と人間関係 / 夢・信仰を描く連作

ミナ ペルホネン デザイナー・創設者

皆川 明

皆川明はミナ ペルホネンのデザイナー・創設者。1995年に前身のminäを始めた。手作業の図案から布をつくり、衣服、家具、器などへ展開。修理や余り布の活用とともに、職人と使い手の双方が長く関われるものづくりを考えている。

専門テーマ:手描きからのテキスタイル制作 / 職人と生産計画を組む / 服から暮らしの道具へ

文芸評論家 / 京都市立芸術大学非常勤講師

三宅 香帆

本の面白さや、働くことと読むことの関係を伝える文芸評論家。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が新書大賞を受賞した。京都市立芸術大学の非常勤講師も務め、書評や著書を通じて、読者が自分の言葉で考える入口をつくっている。

専門テーマ:文学と書評 / 読書と労働の関係 / 好きなものを言葉にする

現代美術家 / カイカイキキ代表

村上 隆

日本の古典絵画とアニメや漫画を結ぶスーパーフラットを提唱した現代美術家。カイカイキキを率い、お花やDOBなどの作品、展覧会を制作する。もののけ 京都などの個展と、若いアーティストの制作支援にも関わる。

専門テーマ:日本絵画とスーパーフラット / キャラクターと美術の制作 / 工房とアーティストの支援

画家

山口 晃

日本の古典絵画の描き方に、現代の建物や乗り物を重ねる画家。『東京圖』などの作品、展覧会『前に下がる 下を仰ぐ』、著書『ヘンな日本美術史』を発表。絵の中の時代と空間、描くこと自体の方法を考え続けている。

専門テーマ:複数の時代を重ねる絵画 / 線・墨と見る位置の表現 / 古典絵画の読み解き

MOTHERHOUSE 代表取締役社長兼チーフデザイナー

山口 絵理子

途上国の素材と職人の技術を使うMOTHERHOUSEの共同創業者でデザイナー。バングラデシュで学び、2006年に会社を始めた。バッグからジュエリー、衣服へ仕事を広げ、現在も経営と各ブランドの商品づくりに携わる。

専門テーマ:素材を使う事業づくり / バッグと衣服のデザイン / 製造と販売をつなぐ経営

独立研究者・著作家 / 株式会社ライプニッツ代表

山口 周

哲学と美学美術史を学び、広告会社やコンサルティング会社で企業戦略・組織開発に携わった著作家。美意識と経営の関係を著書で論じ、独立研究者として執筆や講演、ラジオを通じて、働き方や社会のあり方を考えている。

専門テーマ:企業戦略と組織開発 / 美意識と経営判断 / 働き方と学びの変化

コミュニティデザイナー / studio-L代表 / 社会福祉士 / 関西学院大学教授

山崎 亮

地域の人が自分たちの課題を解決する過程を支えるコミュニティデザイナー。建築・ランドスケープの設計から、施設を使う人や運営の仕組みへ仕事を広げた。studio-Lを率い、住民参加のまちづくり、福祉、教育に取り組んでいる。

専門テーマ:住民参加の設計 / ワークショップの運営 / 地域福祉との協働

デザインエンジニア / 東京大学生産技術研究所特任教授

山中 俊治

工学と表現を行き来するデザインエンジニア。日産自動車から独立し、Suicaの改札機や義足、ロボットなどの開発に関わる。東京大学生産技術研究所特任教授として研究と教育を続け、試作品を展示や著書でも伝えている。

専門テーマ:デザインとエンジニアリング / ロボット・義足と試作 / 観察・スケッチとデザイン教育

新国立劇場舞踊芸術監督 / 元バレエダンサー / 日本芸術院会員

吉田 都

英国のバレエ団で長く主役を踊り、引退後は新国立劇場の舞踊芸術監督を務める。『ジゼル』などの作品づくりと若手の育成に取り組み、2025年にはロンドン公演を実施。踊り手としての経験を、バレエ団の制作と教育へつないでいる。

専門テーマ:古典バレエの役と表現 / バレエ作品の演出と制作 / 踊り手の育成と配役

NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員 / 触覚・ウェルビーイング研究者

渡邊 淳司

触覚を通じたコミュニケーションと、人がよりよく生きるための技術を研究する。NTTの上席特別研究員として、鼓動を手で感じる「心臓ピクニック」や、学校でウェルビーイングを学ぶ方法に取り組む。

専門テーマ:触覚コミュニケーション / ウェルビーイングの教育 / スポーツの身体的な翻訳

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