KEY PERSON PROFILE
栗栖 良依
くりす・よしえ / Yoshie Kris

- SLOW LABEL芸術監督
障害の有無や専門の違いを越え、共にものをつくり、表現する場に取り組むアートプロデューサー。SLOW LABELを始め、ヨコハマ・パラトリエンナーレやSLOW CIRCUSを企画。舞台に参加できる条件を、制作と支援の両面から考える。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- SLOW LABEL芸術監督
- その他の役割
- アートプロデューサー
- 生年
- 1977年
- 出身
- 東京都
- 学歴
- 東京造形大学卒業、Domus AcademyでBusiness Design修士
- 活動の拠点
- SLOW LABEL
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
異なる人との共同制作
SLOW LABELとパラトリエンナーレで、障害や専門の違いを越え、作品を共につくる場を企画する。
舞台への参加とアクセシビリティ
アクセスコーディネーターの活動や東京2020の担当で、情報、移動と舞台参加の条件を考える。
サーカスと音楽の作品づくり
SLOW CIRCUSやEarth ∞ Piecesで、異なる身体の表現と音楽を結ぶ共同の制作に取り組む。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
栗栖は大学で美術を学び、イタリアでビジネスデザインを学んだ。地域の人とものをつくる仕事を経て、SLOW LABELを始める。障害のある人とアーティストの共同制作から、舞台や展覧会へ活動を広げた。パラトリエンナーレでは、参加に必要な情報や移動などを支える役割と、表現を一緒に考える役割を整理した。サーカスの活動、東京2020の式典での担当を経て、芸術監督として作品づくりを続ける。参加者の違いをなくすのではなく、違いがあるまま出会い、表現できる条件をつくる活動へ取り組んでいる。
年表
イタリアでデザインを学ぶ
Domus AcademyでBusiness Designの修士課程を修了した。
- 転機
SLOW LABELを始める
障害のある人とアーティストが共につくる活動を始めた。
地域で共につくる → 障害のある人とアーティストを結ぶ
SLOW LABELを始め、共同制作を継続する場へ取り組んだ。
パラトリエンナーレを企画
ヨコハマ・パラトリエンナーレの総合ディレクターを担当。2017年と2020年にも同役を担った。
- 転機
参加と表現を支える役割をつくる
参加の環境を整えるアクセスコーディネーターと、共につくるアカンパニストの役割を説明した。
作品の機会を用意する → 実際に参加できる条件を整える
情報、移動と制作の伴走を担う役割を、現場の課題から整理した。
SLOW CIRCUSを設立
シルク・ドゥ・ソレイユの支援を受け、インクルーシブなサーカスの活動を始めた。
- 転機
芸術監督へ役割を移す
SLOW LABELの理事長を退任し、芸術監督として作品づくりを担う体制となった。
組織の運営を担う → 芸術監督として作品をつくる
理事長を退き、作品づくりへ重点を移す役割となった。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
ヨコハマ・パラトリエンナーレ
2014・2017・2020年に総合ディレクターを担当。共同の表現と、その参加を支える環境に取り組んだ。
経歴の該当項目へ移動 →SLOW CIRCUS
2019年に始めたサーカスの活動。異なる身体や経験を持つ人が、共に表現する場をつくる。
経歴の該当項目へ移動 →Earth ∞ Pieces
2024年に初演した作品。栗栖の芸術監督と蓮沼執太の音楽監督など、複数の担当者による制作。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸違いのある人が共に表現できる条件を、制作の現場からつくる。
企画があっても、届かなければ参加できない
本人の発言・行動2015年の取材では、パラトリエンナーレの情報が届かず、参加できなかった人の存在から、出会いに行く活動と支援の役割を説明する。
編集部の読み編集部は、催しを開くことと、実際に参加できる条件を整えることを続けて考える方法と読む。障害のある人を一つの集団として扱わない。
参加を支えることと、表現をつくることを結ぶ
本人の発言・行動2018年のトーク報告では、アクセスコーディネーターとアカンパニストを通じ、参加の環境と共同制作を支える役割を語る。
編集部の読み編集部は、表現の方法を一つにそろえず、異なる人が関わる条件を現場で探る活動と読む。報告者や他の登壇者の発言を本人へ移さない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

