KEY PERSON PROFILE
伊藤 亜紗
いとう・あさ / Asa Ito

- 美学者
身体の違いと、他者の経験を考える美学者。『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを著し、取材と研究から身体の多様なあり方を伝える。東京科学大学教授、DLab+ディレクターとして研究と教育に携わる。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 美学者
- その他の役割
- 東京科学大学教授
- その他の役割
- DLab+ディレクター
- 生年
- 1979年
- 出身
- 東京都
- 学歴
- 東京大学大学院博士課程単位取得退学、博士(文学)
- 主な受賞
- 第42回サントリー学芸賞
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
身体と美学
身体が違うと行動の経験がどう変わるかを、取材と研究で考える。
感覚・スポーツと表現
視覚以外の感覚も使ってスポーツなどを体験し、他者と共有する方法を考える。
他者との関わり・利他
一人の複数の側面に目を向け、人が互いに関わることや利他について研究する。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
伊藤は、大学で生物学を学ぶ中から美学へ専攻を変え、身体の経験を考える研究へ進んだ。東京大学で文学の博士号を取得し、東京工業大学で研究と教育に携わる。目の見えない人や吃音のある人などへの取材を通じ、同じ行動でも身体によって異なる経験があることを考えてきた。その問いを著書と、視覚以外の感覚からスポーツを楽しむ活動にもつないでいる。現在は東京科学大学の教授、DLab+のディレクターを務める。身体を一つの基準で捉えず、人が異なる経験をもつことから問いをつくる経歴である。
年表
生物学から美学へ進む
大学3年で美学へ専攻を変え、身体の経験を考える研究へ進んだ。
- 転機
文学の博士号を取得
東京大学大学院博士課程を単位取得退学し、同年、博士(文学)を取得した。
美学を学ぶ → 身体の経験を研究する
博士号を取得し、研究の仕事へ進んだ。
- 転機
視覚と身体を扱う本を刊行
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を刊行した。
身体への取材と研究 → 一般の読者へ著書を届ける
目の見えない人の経験を、著書を通じて考える入口をつくった。
米国で客員研究に携わる
マサチューセッツ工科大学で客員研究員として研究した。
- 転機
研究センターと学芸賞
2月、未来の人類研究センターの初代センター長に就任。同年、第42回サントリー学芸賞を受賞した。
身体の経験を研究する → 利他などを考える研究の場を運営する
研究と教育に加え、分野を越えた問いを考える場に携わった。
東京科学大学で研究・教育
教授とDLab+ディレクターを務め、身体と利他などの問いを研究する。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
目の見えない人は世界をどう見ているのか
2015年の著書。視覚以外の感覚と、身体によって異なる経験を扱う。出版社の内容紹介と目次から入口を選べる。
経歴の該当項目へ移動 →身体の違いを考える研究
目の見えない人や吃音のある人などへの取材を通じ、同じ行動にある経験の違いを考える。
感覚を使ったスポーツの楽しみ方
大学の2020年の取材では、視覚以外の感覚も使ってスポーツを味わう活動を説明している。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸身体の違いから、同じ行動の中にある異なる経験を考える。
同じ行動でも、身体によって違う経験がある
本人の発言・行動2016年のWIREDの取材では、目の見えない人への取材から、身体によって異なる世界の捉え方を考える研究について語った。
編集部の読み編集部は、身体を不足の有無だけで比べず、具体的な行動の経験を聞く研究の方法と読む。一つの取材をすべての人へ一般化しない。
一つの特徴だけで、相手を説明しない
本人の発言・行動2020年掲載の大学の取材では、障害の有無だけで人をまとめず、各人の複数の側面を見ることや、異なる感覚からスポーツを楽しむ活動を説明した。
編集部の読み編集部は、相手の特徴を先に決めず、体験や関係から理解を広げる姿勢と読む。活動の紹介は、効果を検証した結果ではない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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