KEY PERSON PROFILE
山崎 亮
やまざき・りょう / Ryo Yamazaki

- コミュニティデザイナー
studio-Lを率い、住民が公共施設や地域の活動を担う過程を支えるコミュニティデザイナー。建築・ランドスケープの設計から出発し、立川市子ども未来センターや福祉の現場で参加の仕組みづくりに取り組む。関西学院大学ではその方法を教えている。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- コミュニティデザイナー
- その他の役割
- studio-L代表
- その他の役割
- 社会福祉士
- その他の役割
- 関西学院大学教授
- 氏名の読み
- やまざき・りょう
- 現在の活動
- studio-L代表、社会福祉士、関西学院大学建築学部教授。
- 専門
- 住民参加の過程を支えるコミュニティデザイン。
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
住民参加の設計
地域の課題を見つけ、解決に向けて話し合う過程を支える。総合計画や市民参加の公園運営などに携わる。
ワークショップの運営
住民の意見を施設計画に反映する対話や、活動を担うチームづくりを実践し、大学でも教えている。
地域福祉との協働
住民参加の視点をケアの現場へつなげ、専門職の連携と地域の人の支え合いを併せて考えている。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
大阪府立大学大学院と東京大学大学院で学び、建築・ランドスケープの設計事務所を経て2005年にstudio-Lを設立した。公共空間の形をつくる仕事から、使う人が活動を続けるための関係づくりへ対象を広げたと本人は説明する。studio-Lの立川市子ども未来センターでは市民活動を支えるスタッフが常駐し、福島県のはじまりの美術館では開館前から住民と使い方を考えた。介護・福祉のこれからプロジェクトでは、現場で働く人と一般の参加者が学ぶデザインスクールに関わった。関西学院大学では住民参加の手法や、福祉、教育、地域経済との接点を扱う。各地域の実践は住民や関係者、studio-Lのチームとの共同作業である。
年表
- 転機
studio-Lを設立
建築・ランドスケープ設計事務所を経て独立。住民による課題解決を支える仕事に取り組む。
空間の設計 → 運営や関係の設計
施設の形だけでは、その後に使い続ける人や活動を設計できないという本人の問題意識がある。
実践を一冊にまとめる
『コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる』を学芸出版社から刊行する。
- 転機
ケアとまちづくり
『ケアするまちのデザイン』を刊行。地域包括ケアの実践者との対話から、住民の支え合いを考える。
まちづくりの実践 → ケアとの接点を探る
参加の方法を、公園や施設だけでなく地域のケアへ応用する論点が明確になった。
参加の歴史をたどる
『コミュニティデザインの現代史』を共著で刊行。まちづくりの仕事を往復書簡で考える。
- 転機
面識と経済を考える
『面識経済』を刊行。コミュニティデザインの経験から、顔の見える関係と地域経済を考える。
参加の仕組み → 地域経済への問い
人と人の関係を、施設運営に加えて地域での働き方や経済活動からも考えるようになった。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
立川市子ども未来センターの市民活動支援
studio-Lの常駐スタッフがプログラムの企画、広報、団体同士のつながりづくりを支えた。
はじまりの美術館の参加支援
福島県猪苗代町の美術館で、開館前から地域住民と使い方や活動チームを考えたstudio-Lの取り組み。
介護・福祉のこれからプロジェクト
介護・福祉で働く人と一般の参加者が、現場で学びサービスを考えるデザインスクールを共同制作した。
『ケアするまちのデザイン』
地域のケアに住民が関わる方法を、実践者との対話から考えた著書。
経歴の該当項目へ移動 →『前例集 愛蔵版』
studio-Lが手がけた各地の事例を101件収める書籍。著者はstudio-Lで、個人の単著ではない。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸場をつくるだけで終えず、使う人に会い、話し合いを重ね、地域の人が活動を続ける条件を整える。
完成後の使い方を見る
本人の発言・行動WORKSIGHTの本人記事で、公共空間の設計事務所にいた6年間から、施設の運用や住民参加へ関心を移した経緯を説明した。
編集部の読み完成後にどう使われるかを、専門家が図面を渡した後の仕事として捉えている。
会議の前にも仕事がある
本人の発言・行動YADOKARIの本人インタビューで、企画の初期に地域の人を訪ね、関係を築いてから参加を呼びかけると説明した。
編集部の読み一度の募集で集まった人数だけでなく、参加前の信頼づくりもデザインの一部と考えている。
専門職と住民が関わる
本人の発言・行動医学書院の2019年の本人インタビューで、地域包括ケアには専門職の連携と住民参加の双方が必要だと話した。
編集部の読みケアを専門職だけに委ねず、地域に住む人が関わる入口をつくる提案と読める。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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