KEY PERSON PROFILE
熊谷 晋一郎
くまがや・しんいちろう / Shinichiro Kumagaya

- 東京大学先端科学技術研究センター教授
小児科医の経験と自身の身体の経験を、当事者研究へ結ぶ。東京大学先端科学技術研究センターで、困りごとを言葉にし、仲間と考える研究を進める。『リハビリの夜』を著し、依存できる関係と社会の環境を考える活動を続ける。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 東京大学先端科学技術研究センター教授
- その他の役割
- 小児科医
- その他の役割
- 当事者研究者
- 生年
- 1977年
- 出身
- 山口県新南陽市(現周南市)
- 学歴
- 東京大学医学部卒業、2001年
- 学位
- 東京大学・博士(学術)、2014年
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
熊谷は東京大学で医学を学び、小児科の現場で働いた。自身の身体の経験を文章にし、2007年から綾屋紗月と共同で研究する。2008年の共著と『リハビリの夜』を通じ、困りごとや経験を言葉へ変える活動を伝えた。先端研では、当事者が仲間と経験を検討する研究を進める。本人の取材では、自立を一人でできることだけで考えず、頼れる関係を増やすことから捉えている。近年は、少数者だけでなく、組織や多数派の側の条件にも問いを広げる。研究と医療の経験を行き来し、困りごとを個人と社会の関係から考える活動を続けている。
年表
- 転機
綾屋紗月と共同研究を始める
経験を言葉にし、困りごとを共に検討する研究を始めた。
医療と自身の経験を考える → 仲間と経験を研究する
綾屋紗月との共同研究で、経験を言葉にし、共に検討する活動へ進んだ。
発達障害当事者研究を共著
綾屋紗月との共著を刊行し、当事者同士が経験を研究する活動を伝えた。
- 転機
先端研へ着任、著書を刊行
東京大学先端研の特任講師となる。12月に『リハビリの夜』を刊行した。
経験を言葉にして伝える → 大学の研究と著書へまとめる
先端研で研究する役割と、身体の経験を著書で伝える活動を加えた。
博士号取得と准教授就任
2014年に博士(学術)を取得。2015年から先端研の准教授として当事者研究を進めた。
- 転機
認知の違いを伝える共同制作
NCNPと東京大学の研究グループが、認知的多様性を伝えるアニメーションを共同制作し公開した。
当事者の困りごとを研究する → 社会の受け取り方にも働きかける
共同のアニメーション制作などで、認知の違いを伝える活動へ広げた。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
発達障害当事者研究
2008年の綾屋紗月との共著。経験を共に検討する研究を伝える。
経歴の該当項目へ移動 →リハビリの夜
2009年刊行の著書。自身の身体の経験を言葉にし、2010年に新潮ドキュメント賞を受賞した。
経歴の該当項目へ移動 →当事者研究分野での活動
東京大学先端研で、経験を仲間と検討する研究と、医療・社会との関係を研究する。
経歴の該当項目へ移動 →認知的多様性を伝えるアニメーション
NCNPと東京大学の研究グループによる2025年の共同制作。認知の違いを伝える取り組み。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸経験を言葉にし、頼れる関係と社会の条件を仲間と考える。
頼れる先を増やすことから自立を考える
本人の発言・行動2012年の取材では、一人暮らしと介助の経験をもとに、依存できる先を増やすことを自立として説明する。
編集部の読み編集部は、できることの数から、頼れる人や道具との関係へ視点を移す考え方と読む。
困りごとを、仲間と研究する
本人の発言・行動2025年の取材では、経験を説明する言葉をつくる当事者研究と、組織や多数派の側へ問いを広げる活動を語る。
編集部の読み編集部は、困りごとを一人の性質だけで説明せず、他者や環境との関係を調べる方法と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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