KEY PERSON PROFILE
吉田 都
よしだ・みやこ / Miyako Yoshida

- 新国立劇場舞踊芸術監督
英国のバレエ団で長く主役を踊り、引退後は新国立劇場の舞踊芸術監督を務める。『ジゼル』などの作品づくりと若手の育成に取り組み、2025年にはロンドン公演を実施。踊り手としての経験を、バレエ団の制作と教育へつないでいる。
基本情報
- 主な役割
- 新国立劇場舞踊芸術監督
- その他の役割
- 元バレエダンサー
- その他の役割
- 日本芸術院会員
- 生年
- 1965年
- 出身
- 東京都
- 英国での活動
- プリンシパルとして22年間
- 日本芸術院
- 2024年に会員となる
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
古典バレエの役と表現
英国ロイヤル・バレエ団での主役の経験をもとに、役ごとの技術と人物の表現を考える。
バレエ作品の演出と制作
新国立劇場の『ジゼル』などで、振付、美術と踊り手を結ぶ作品の制作へ取り組む。
踊り手の育成と配役
新国立劇場で、日々のリハーサルと公演を見ながら、若手の適性と挑戦の機会を考える。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
吉田はローザンヌ国際バレエコンクールをきっかけに英国へ渡った。サドラーズ・ウェルズ、英国ロイヤル・バレエ団で主役を踊り、帰国後も舞台に立つ。役ごとに必要な技術や表現を考えてきた経験は、引退後の新国立劇場での仕事へつながった。芸術監督として、リハーサルと公演を見ながら配役を考え、若手が挑戦できる機会をつくる。古典の舞台作法と人物の表現を大切にし、新たな演出の『ジゼル』を制作した。ロンドン公演などの発信も重ね、踊る側から作品とバレエ団を支える側へ活動を広げている。
年表
- 転機
英国ロイヤル・バレエ団へ移籍
同団で主役を踊り、2010年まで活動した。
英国で舞台に立つ → 国際的な舞台で主役を踊る
英国ロイヤル・バレエ団で役ごとの技術と表現を磨く活動へ進んだ。
英国のバレエ団を退団
英国ロイヤル・バレエ団を退団し、帰国後も踊り手として活動した。
ダンサーとして最後の公演
最終公演を行い、舞台で踊る活動を終えた。『バレリーナ 踊り続ける理由』の文庫版も刊行された。
- 転機
新国立劇場の舞踊芸術監督
作品の制作とバレエ団の育成を担う役割へ進んだ。
自ら舞台で踊る → 作品と踊り手を支える
芸術監督となり、制作と育成に踊り手の経験を生かす役割へ移った。
新たな演出のジゼル
吉田が演出を担い、アラステア・マリオットの改訂振付とディック・バードの美術による『ジゼル』を制作した。
- 転機
ロンドンでジゼルを上演
新国立劇場バレエ団がロイヤル・オペラ・ハウスで7月24〜27日に上演した。
国内で作品を制作する → 海外の観客にも作品を届ける
ロンドン公演で、新国立劇場バレエ団の作品を英国の観客へ届けた。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
ジゼル(新国立劇場、2022年の制作)
吉田が演出を担当。改訂振付、美術と踊り手の共同の制作。2025年にはロンドンでも上演された。
経歴の該当項目へ移動 →英国ロイヤル・バレエ団での活動
1995〜2010年にプリンシパルとして主役を踊った。英国での経験は、引退後の制作と育成にもつながる。
経歴の該当項目へ移動 →バレリーナ 踊り続ける理由
舞台での経験を伝える著書。2019年に河出文庫版が刊行された。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸踊り手の経験を、役の表現と次の世代が挑戦する場へつなぐ。
技術と表現を、役に合わせて考える
本人の発言・行動2020年の就任取材では、役によって歩き方まで変わる表現と、踊り手として経験してきたことを次の世代へ伝えたいと語る。
編集部の読み編集部は、型を身につけることと、その役の人物を表すことを結ぶ考え方と読む。監督の意図だけを、すべての舞台の評価へ広げない。
挑戦できる機会を、日々の観察からつくる
本人の発言・行動2024年の取材では、リハーサルや公演を見て適性を考えること、若い踊り手が失敗を恐れず挑戦できる機会について語る。
編集部の読み編集部は、順位や肩書だけで配役を決めず、成長と役の条件を見て機会をつくる方法と読む。育成方針を効果の実測と同一にしない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
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書籍
記事・インタビュー
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