KEY PERSON PROFILE
上橋 菜穂子
うえはし なほこ / Nahoko Uehashi

- 作家
「守り人」シリーズ、『獣の奏者』『鹿の王』の作者で、文化人類学者。2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。川村学園女子大学名誉教授を務め、2026年には『神の蝶、舞う果て』が書籍化された。
基本情報
- 主な役割
- 作家
- その他の役割
- 文化人類学者
- その他の役割
- 川村学園女子大学名誉教授
- 学歴
- 立教大学文学部卒業、同大学院博士課程単位取得、文学博士
- 研究対象
- オーストラリアの先住民
- 代表作
- 守り人シリーズ、獣の奏者、鹿の王
- 主な受賞
- 国際アンデルセン賞作家賞(2014年)、本屋大賞(2015年)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
ファンタジー・長編小説
「守り人」シリーズ、『獣の奏者』『鹿の王』などの長編を手がける。
文化人類学
オーストラリアの先住民を研究し、大学で教える仕事にも携わってきた。
物語の世界を描く方法
『守り人』の刊行対談で、人物の感覚を通して世界を描く方法を説明している。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
上橋は、物語を書く仕事と文化人類学の研究を続けてきた。好きな物語が置かれていた児童文学の分野へ原稿を持ち込み、作家となったが、本人は執筆時にジャンルを意識していないと説明する。登場人物のいる世界を描く創作と、現実の多様な世界観に出会う研究が、活動の二つの面にある。大学で教える役割を経て、現在は名誉教授となった。かつて連載した作品も加筆して書籍にまとめ、長編の創作を続けている。小説と研究の両方を持ちながら、それぞれの方法で人と世界の関係を扱う歩みだ。
年表
- 転機
『精霊の木』でデビュー
児童文学の出版社から最初の作品を刊行した。
原稿を持ち込む → 作家デビュー
好きな物語のある出版分野へ原稿を持ち込み、創作を職業にした。
- 転機
川村学園女子大学名誉教授に
特任教授を経て名誉教授となった。
特任教授 → 名誉教授
大学での役割が変わる節目となった。
- 転機
『神の蝶、舞う果て』を刊行
過去の連載を加筆修正し、初めて書籍として刊行した。
雑誌連載 → 加筆して書籍化
過去に書いた物語を改めて仕上げ、書籍として読者へ届けた。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
「守り人」シリーズ
『精霊の守り人』から続く長編シリーズ。バルサやチャグムの歩みを描き、文庫版の刊行対談も公開されている。
経歴の該当項目へ移動 →獣の奏者/鹿の王
代表的な長編小説。『獣の奏者』は制作対談でも取り上げられ、『鹿の王』は本屋大賞などを受賞した。
神の蝶、舞う果て
聖なる蝶を守る少年たちを描く物語。雑誌連載の原稿に加筆修正して書籍化された。
経歴の該当項目へ移動 →文化人類学の研究
オーストラリアの先住民を研究対象とする。小説の受賞とは別に、日本文化人類学会賞を受賞している。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸登場人物の感覚を通して、多様な世界の成り立ちを描く。
人物の肌感覚で、世界を伝える
本人の発言・行動2010年の畠中恵との対談で、時間や世界の成り立ちを説明しすぎず、人物の歩幅や日の光の傾きなどから描くと説明した。
編集部の読み編集部は、設定を先に教えるより、読者が人物と一緒に世界を感じられる描写を選ぶ姿勢と読む。
現実の捉え方を一つに固定しない
本人の発言・行動2011年の鼎談では、人類学で多様な世界観に出会うため、異世界を描くことを単なる絵空事とは感じないと語った。
編集部の読み編集部は、自分が見えるものだけを基準にせず、他の人が生きる現実にも目を向ける姿勢と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
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