KEY PERSON PROFILE
西 加奈子
にし かなこ / Kanako Nishi

- 小説家
2004年に『あおい』でデビューした小説家。『サラバ!』で直木賞を受賞した。長編・短編・ノンフィクションを行き来し、2026年には長編『きずもの』を刊行。人を一つの面だけで判断しないという問いを、作品と発言の両方で示している。
出典 5件
基本情報
- 主な役割
- 小説家
- デビュー作
- あおい(2004年)
- 直木賞受賞作
- サラバ!
- 2026年の長編
- きずもの
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
テヘランで生まれ、カイロと大阪で育った。2004年の『あおい』で小説家としてデビューし、『通天閣』『ふくわらい』を経て『サラバ!』で直木賞を受賞した。その後も『i』で個人と世界の関係を描き、2023年には自身の経験を記したノンフィクション『くもをさがす』と短編集『わたしに会いたい』を刊行した。2026年の長編『きずもの』では、幼なじみたちの関係が時間とともに変わる様子を描く。作品の題材と形式は変わっても、本人のインタビューには、人を一つの属性や言動だけで決めつけないという関心が見える。
年表
- 転機
『あおい』でデビュー
最初の小説集『あおい』を発表し、小説家としての活動を始める。
小説を書く → 作家としての刊行
小説を書いていた段階から、読者に届く作品として刊行する作家活動へ移った。
- 転機
『サラバ!』で直木賞
『サラバ!』が第152回直木三十五賞を受賞する。
作品を重ねる → 『サラバ!』の受賞
複数の受賞作を重ねた後、長編『サラバ!』がより広い読者へ届く節目となった。
- 転機
ノンフィクションを刊行
自身の経験をつづる『くもをさがす』を河出書房新社から刊行する。
小説やエッセイ → ノンフィクションの刊行
自身の経験を記録する文章と、経験を種にした小説を別の形式で刊行した。
長編『きずもの』を刊行
9月30日、小学館から長編小説『きずもの』を刊行する。新聞連載を加筆改稿した作品である。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
『サラバ!』
第152回直木三十五賞を受賞した長編小説。作品歴の大きな節目になった。
経歴の該当項目へ移動 →『i』
シリア生まれの主人公を通し、個人の存在と世界の出来事の関係を問う長編小説。
『くもをさがす』
自身の経験を小説とは異なる形で記したノンフィクション。
経歴の該当項目へ移動 →『わたしに会いたい』
自身の経験や記憶を種にした八つの物語を収めた短編集。
経歴の該当項目へ移動 →『きずもの』
二組の幼なじみを中心に、関係と評価が時間の中で変わる姿を描く長編小説。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸人を一つの属性や出来事で決めず、他者を描く迷いも含めて言葉にする。
個人と世界を切り離さない
本人の発言・行動『i』の刊行時インタビューで、個人を大切にすることと世界を愛することは両立すると述べた。
編集部の読み主人公を大きな分類の代表として置くのではなく、一人の存在として描こうとしている。
経験を別の形で書く
本人の発言・行動『わたしに会いたい』のインタビューで、自身の経験を種にして違う人生を生きる人物の物語を書いたと説明した。
編集部の読み経験をそのまま再現するのではなく、他者の物語として考え直すために小説を選んでいる。
一面で人物を決めない
本人の発言・行動2026年の『きずもの』インタビューで、人にはさまざまな面があり、変わることもあると語った。
編集部の読み人間関係が時間とともに変わる長編の構成にも、その視点が表れていると読める。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

