KEY PERSON PROFILE
角野 栄子
かどの えいこ / Eiko Kadono

- 児童文学作家
『魔女の宅急便』や「小さなおばけ」シリーズの作者。ブラジルでの暮らしをもとに作家となり、2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。現在も児童文学の執筆と、新しい童話の書き手を見つける選考に携わる。
出典 2件
基本情報
- 主な役割
- 児童文学作家
- 生年
- 1935年
- 出身
- 東京都深川
- 学歴
- 早稲田大学教育学部英語英文学科卒業
- 代表作
- 魔女の宅急便、アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ
- 主な受賞
- 国際アンデルセン賞作家賞(2018年)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
角野は、出版社で働いた後のブラジル生活を文章にする機会から、物語を書く仕事へ進んだ。本人は、最初の原稿を読者に伝わるように書き直すうち、書くことが楽しくなったと振り返る。その後は、子どもが自分で読む童話へ作品の幅を広げ、その物語は映画や舞台にも広がった。創作を続ける一方、童話賞では新しい書き手の作品を選ぶ立場も担う。自分の物語を書く仕事と、次の書き手と読者の出会いをつくる仕事が、現在の活動につながっている。
年表
東京に生まれる
東京・深川に生まれ、子ども時代を江戸川区で過ごした。
ブラジルへ渡る
サンパウロに滞在し、後に作品の題材となる経験を得た。
- 転機
『ルイジンニョ少年』でデビュー
ブラジルの体験をもとに、最初の本を刊行した。
体験を語る → 物語を書く
ブラジルでの経験を本にする機会から、作家としての活動が始まった。
- 転機
「小さなおばけ」シリーズが始まる
『スパゲッティがたべたいよう』を刊行し、シリーズを始めた。
最初の本 → 幼年童話のシリーズ
自分で読み始める子どもへ届けるシリーズへ活動を広げた。
『魔女の宅急便』を刊行
キキを主人公とする代表作を刊行した。
- 転機
童話賞の選考に携わる
新しい書き手を見つける童話賞が始まり、審査委員長を担う。
作品を執筆 → 新しい書き手の選考
物語を書く仕事に加え、次の書き手との出会いをつくる立場を担った。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
魔女の宅急便
魔女のキキを主人公とする物語。舞台、アニメーション映画、実写映画にも展開された。
経歴の該当項目へ移動 →アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ
レストラン、とこ屋、あめ屋に暮らすおばけたちが登場する幼年童話。角野が文、佐々木洋子が絵を担当する。
経歴の該当項目へ移動 →童話賞の審査委員長
新しい童話の書き手を選ぶ賞に携わる。現在の主催者案内は「角野栄子もっとあたらしい童話大賞」。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸子どもが自分の感覚で、自由に物語へ入れる言葉を書く。
自分の声を、読者の耳へ返す
本人の発言・行動2018年の取材で、自作を声に出すと文章が外から耳へ戻り、物語の情景を確かめられると説明した。
編集部の読み編集部は、意味だけでなく響きも聞き直し、読み手に届く言葉へ整える姿勢と読む。
教えを押し付けず、自由に読めるようにする
本人の発言・行動2024年の取材では、書き手が教育的な説明を加えすぎず、子ども自身に物語の世界が見えるように書くことを大切にすると語った。
編集部の読み編集部は、大人が答えを先に決めるより、読者が自分で感じる余地を残す姿勢と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
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