KEY PERSON PROFILE
長谷川 眞理子
はせがわ まりこ / Mariko Hasegawa

- 自然人類学者
動物の行動を進化の視点から研究してきた自然人類学者。専修大学、早稲田大学、総合研究大学院大学で研究と教育に携わり、同大学の学長を務めた。2023年から日本芸術文化振興会の理事長として文化振興にも関わる。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 自然人類学者
- その他の役割
- 日本芸術文化振興会理事長
- 生年
- 1952年
- 出身
- 東京都
- 主な研究領域
- 霊長類の行動、ヒトの進化
- 前職
- 総合研究大学院大学 学長(2017年4月〜2023年3月)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
霊長類の行動生態とヒトの進化
チンパンジーなどの行動を野外で調べ、ヒトと比較して何が人間に固有の性質かを考える研究を行った。
野外観察とデータ分析
研究の仮説を立て、霊長類の野外調査や実験でデータを集め、予想と異なる結果も分析して問いを深めた。
研究・文化機関の運営
総合研究大学院大学の研究科長、理事・副学長、学長を経て、日本芸術文化振興会理事長として文化を支える組織を担う。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
霊長類の行動を野外で観察し、人間の性質を進化の過程から考える研究を続けてきた。本人は研究について、仮説を立て、実験や観察でデータを集め、予想と異なる結果からも学ぶ仕事だと説明する。大学では研究と学生指導を担い、やがて研究科や大学全体の運営へ役割を広げた。学長時代には異なる専門の研究者と議論し、結論だけでなく相手がどのような経験や前提から考えているかを知る重要性を語っている。現在は日本芸術文化振興会の理事長を務め、研究者としての発信に加えて文化を支える組織の運営に携わる。研究成果と組織の成果は分けて見る必要がある。
年表
東京都に生まれる
自然の生き物に関心を持ち、子どもの頃から科学者を志したと後年語っている。
- 転機
総合研究大学院大学へ
2006年に教授、2011年に先導科学研究科長となる。
複数の大学での研究・教育 → 総合研究大学院大学での仕事
個人の研究に加え、異なる専門の研究者が学ぶ場の運営を担うようになった。
- 転機
総合研究大学院大学学長
2014年の理事・副学長就任を経て学長となり、2023年3月まで務めた。
研究科・大学の運営 → 大学全体を担う学長
一つの研究科ではなく、大学全体の研究と教育の環境に責任を持つ役割へ移った。
- 転機
日本芸術文化振興会理事長
独立行政法人の理事長に就任。2026年8月6日現在の公式役員一覧でも在任を確認できる。
大学の学長 → 文化振興組織の理事長
大学運営から、伝統芸能や文化振興を支える独立行政法人の運営へ役割が変わった。
人間の本性を考える新書を刊行
『美しく残酷なヒトの本性』を刊行。遺伝、言語、自意識などを扱う書籍として出版社が紹介する。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
霊長類とヒトの行動研究
霊長類の行動を野外で調べ、ヒトと比較して進化の過程を考える研究。
総合研究大学院大学での教育と運営
教授、研究科長、理事・副学長、学長として研究者の育成と大学運営を担った。
経歴の該当項目へ移動 →『美しく残酷なヒトの本性』
遺伝子、言語、自意識を軸に、ヒトの性質を進化生物学から考える新書。
経歴の該当項目へ移動 →日本芸術文化振興会の運営
理事長として伝統芸能の継承や公演を担う組織の運営に携わる。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸仮説をデータで確かめ、意見が異なる相手の前提も聞いて考える。
仮説が外れても結果は残る
本人の発言・行動2007年の仕事紹介で、仮説を立てて集めたデータが予想と異なっても、分析から新しいことが分かる瞬間が楽しいと説明した。
編集部の読み先に描いた答えへ結果を合わせるのではなく、観察から得た情報を次の問いに使う姿勢が見える。
専門の違いを性格の違いにしない
本人の発言・行動2025年の取材で、学長時代に専門ごとの議論の進め方の違いに触れ、異なる意見を持つ人の経験や教育の背景を想像すると述べた。
編集部の読み学問分野で人を分類する話ではなく、議論の前に互いの前提を確かめる態度として読める。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


