KEY PERSON PROFILE
林 千晶
はやし ちあき / Chiaki Hayashi

- 株式会社Q0 代表取締役社長
ロフトワークを共同創業し、デジタル工作の場「FabCafe」や飛騨の森林資源を生かす事業に関わってきた。現在はQ0を率い、地域で活動する人と都市の知見をつなぐ事業づくりに取り組む。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 株式会社Q0 代表取締役社長
- その他の役割
- ロフトワーク共同創業者
- 専門領域
- 地域とクリエイティブの事業づくり・地域産業・共創
- 主な業界
- デザイン・地域づくり
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
地域と都市をつなぐ事業
Q0では地域へ足を運び、活動する人と都市の知見をつなぐ。解決策を外から置くだけでなく、担い手や場を見つける方針を掲げる。
試せる場の設計
デジタル工作機器を使った経験を、FabCafeという開かれた場へ展開した。人が集まり、手を動かすことで次のアイデアが生まれる条件を考える。
地域のものづくり
ヒダクマを通じ、飛騨の広葉樹と職人の技術を仕事につなぐ。地域に残す文化の根と、時代に合わせて変える製品の両方を考える。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
林は花王勤務と米国の大学院を経て、2000年にロフトワークを共同創業した。2011年、デジタル工作機器を自分たちで試した経験が翌年のFabCafeにつながったと語る。2015年には飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)を設立。森林資源と職人の技術を仕事へ結び付ける一方、地域の人が納得するまでの時間の大切さも学んだと回想する。2022年にロフトワークの会長職を退き、Q0を設立。都市のクリエイターを結ぶ仕事から、地域で活動する若い世代を支え、文化や産業を次へ渡す仕事へ広げている。
年表
ボストン大学大学院を修了
米国での学びを経た後、翌年にロフトワークの起業へ進んだ。
ロフトワークを共同創業
クリエイターと企業をつなぐ事業を始め、制作を担う人のネットワークを育てた。
- 転機
工作機器を試し、FabCafeへ
2011年のデジタル工作の体験をもとに、2012年、飲食と工作を組み合わせる場を始めたと語る。
クリエイターと企業をつなぐ → 工作機器を使える場をつくる
何が生まれるかを先に決めず、試せる環境を用意した。
- 転機
ヒダクマを設立
飛騨の森林資源とものづくりの技術をつなぎ、地域の産業を生み出す活動に関わる。
都市の仕事の進め方 → 地域の納得を待つ
事業単体を進めるだけでなく、地域全体へ仕事を残す目的を共有する必要があった。
- 転機
会長職を退き、Q0を設立
4月にロフトワークの会長を退任。同年9月、地方と都市の関係を考えるQ0を設立した。
ロフトワークを共同創業・経営する → Q0で地域の活動を支える
人の多様な力を生かす場づくりを、より長い時間軸へ広げようとした。
地域の納得に必要な時間を語る
Worksの取材で、森の端オフィスの完成延期や地域との歩調のずれを振り返った。
Q0の地域での活動が続く
7月の公式報告に、6月に飛騨を訪れ、木材流通や工芸などを学ぶメンバーシップツアーが記録される。
事業と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
FabCafe
飲食を楽しむ空間にデジタル工作機器を置き、アイデアを形にする場。林は仲間と機器を試した経験から始めたと語る。
飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)
飛騨の森林資源、木工の技術、都市の創造的な仕事を結ぶ事業。林は取締役会長を務める。
Q0
地方と都市をつなぎ、地域で活動する人や事業の継続を支える会社。2022年9月に設立した。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸人と技術が出会う場をつくり、地域に残すものと変えるものを一緒に考える。
何が生まれるかを決め切らない
本人の発言・行動アデコの取材で、林は工作機器を試した体験からFabCafeを始め、何が生まれるか分からないからこそ場をつくったと説明する。
編集部の読み完成形を予測するだけでなく、人が試せる条件を先に整えるという仕事の進め方が読み取れる。
説明しただけで納得とは限らない
本人の発言・行動2025年のWorksで、林は森の端オフィスの完成延期を振り返り、地域と歩調を合わせる時間が必要だったと話す。聞くことと進むことの間は、まだ試行錯誤中だという。
編集部の読み速さを否定する単純な結論ではない。事業の前進と、地域に暮らす人の納得を同時に考える姿勢として読める。
肩書き以外の力も仕事にする
本人の発言・行動2022年の退任対談では、聞く、励ます、子どもに教えるといった力も含めて、人のキャリアを捉えたいと語った。
編集部の読み専門職の経歴だけで人を測らず、他者と活動する中で現れる力にも目を向けている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


