KEY PERSON PROFILE
安藤 忠雄
あんどう・ただお / Tadao Ando

- 建築家
打ち放しコンクリートと光を用いた空間で知られる建築家。大阪に安藤忠雄建築研究所を設立し、住吉の長屋、光の教会、直島の美術館などを手がける。東京大学名誉教授として、設計に加え、展覧会や文化の場づくりにも関わる。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 建築家
- その他の役割
- 安藤忠雄建築研究所代表
- その他の役割
- 東京大学名誉教授
- 生年
- 1941年
- 出身
- 大阪府
- 建築の学び
- 独学
- 主な受賞
- 日本建築学会賞(1979年)、プリツカー賞(1995年)、文化勲章(2010年)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
光・風と建築空間
住吉の長屋や光の教会を通じて、光と風を取り込む空間の構成を考えてきた。
美術館と自然・景観
ベネッセハウスや地中美術館など、直島で美術と自然に出会う建築を手がける。
文化の場と建築の継承
兵庫県立美術館や既存建物を生かす設計を通じ、文化を受け渡す場に関わる。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
安藤は、建築の本を読み、国内外の建物を見て歩きながら独学で学んだ。大阪で自身の研究所を開き、住宅の設計から活動を始める。閉じた空間へ光や風を取り入れる試みは、教会や美術館にも広がった。直島では、景観と現代美術を結ぶ施設の設計に関わる。一方、兵庫県立美術館などでは、建築を文化と人が出会う場として考えてきた。東京大学での教育、既存建物を生かす設計、展覧会も並行して続ける。建物を訪れる人の体験を通じ、自然や文化と関わる空間を探る経歴である。
出典 5件
年表
- 転機
大阪に研究所を設立
安藤忠雄建築研究所を設立し、自らの設計活動を始めた。
建物と本から学ぶ → 自らの設計活動を始める
独学での学びを、住宅から始める設計の仕事へつないだ。
住吉の長屋を完成
住宅作品の住吉の長屋を完成させた。
- 転機
ベネッセハウスを手がける
直島のベネッセハウスが代表作に加わる。
住宅と教会の設計 → 自然と美術が出会う場の設計
直島の文化施設を手がける活動へ広がった。
プリツカー賞を受賞
建築分野の国際賞であるプリツカー賞を受賞した。
東京大学教授となる
東京大学で建築の教育に携わり、2003年から同大学名誉教授となった。
- 転機
兵庫県立美術館が開館
設計した兵庫県立美術館が4月に開館した。
個々の建築を設計する → 文化の復興の場に関わる
震災後の文化の復興を担う美術館の設計へ参加した。
大阪で「青春」展を開く
大阪で展覧会「安藤忠雄展|青春」を開催した。会期は3月20日から7月21日。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
住吉の長屋
大阪の住宅作品。中庭を組み込んだ空間構成が、初期の設計を知る入口になる。
経歴の該当項目へ移動 →光の教会
コンクリートの空間へ光を取り込む大阪の教会。自然と建築の関係を考える代表作。
経歴の該当項目へ移動 →直島の美術館
ベネッセハウス、地中美術館、木造民家の内部へコンクリートの空間を組み込むANDO MUSEUMなど。
経歴の該当項目へ移動 →兵庫県立美術館
震災からの文化の復興のシンボルとして設計した美術館。展示室と建物の内外をつなぐ空間を持つ。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸光や風、文化に出会う体験を、建築の空間から考える。
壁と光から、自然との関係をつくる
本人の発言・行動プリツカー賞の紹介に収められた本人の説明では、壁を空間を分けるためだけに使わず、光や風を受ける場所と考えている。
編集部の読み編集部は、素材と空間の構成から、人が自然の変化を感じる体験を探る考え方と読む。設計の意図であり、居住者の体験を一律に示すものではない。
建物を訪れ、空間を体験する
本人の発言・行動2017年のNuméro TOKYOの取材では、建築を写真だけで理解することと、実際に訪れて空間を体験することの違いを語った。
編集部の読み編集部は、知識と現地での体験を行き来する学び方と読む。展覧会や建物への評価は本人の説明と区別する。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
記事・インタビュー
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

