KEY PERSON PROFILE
妹島 和世
せじま かずよ / Kazuyo Sejima
- 建築家
住宅、美術館、大学などを手がける建築家。1987年に独立し、西沢立衛とSANAAを設立した。人や自然とのつながりと、使う人が自分の居場所を選べる空間を、建築の形や動線から考えている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 建築家
- その他の役割
- SANAA共同主宰
- 出身
- 茨城県
- 学歴
- 日本女子大学大学院
- 生年
- 1956年
- 設計活動
- 妹島和世建築設計事務所/SANAA
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
建築と動線の設計
住宅や美術館、大学などを手がける。移動しながらほかの場所を感じられる構成を、建物ごとの条件から考える。
使い方の選択肢
明るさや広さの異なる場所を組み合わせ、利用者が自分に合う居場所を選べる建築を考える。
図書館の多様な居場所
大量の蔵書を収めることと、閲覧・学習・滞在の場を選べることを、一つの建物の中で考える。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
1956年、茨城県生まれ。日立市の社宅で育ち、家の建築計画を機に間取りへ関心を持ったと語る。1981年に日本女子大学大学院を修了し、伊東豊雄の事務所へ。1987年に自身の事務所を設立し、1995年には西沢立衛とSANAAを設立した。住宅から美術館、大学などへ設計を広げ、2010年に西沢とプリツカー賞を共同受賞。母校の図書館やキャンパスも手がけ、2024年度には特別招聘教授に就任した。2026年も学生の家具制作への講評などに携わっている。
出典 5件
年表
茨城県に生まれる
茨城県生まれ。日立市の社宅で育ち、小学生のころに間取りへ関心を持ったと語る。
大学院修了後に伊東豊雄の事務所へ
日本女子大学大学院の住居学専攻を修了。伊東豊雄の建築設計事務所で働く。
- 転機
自身の建築設計事務所を設立
妹島和世建築設計事務所を設立し、自身の設計活動を始める。
伊東豊雄の事務所で働く → 独立と西沢立衛との協働
西沢立衛とSANAAを設立
西沢立衛と建築事務所SANAAを設立。自身の事務所と協働による設計活動を続ける。
プリツカー賞を共同受賞
SANAAの西沢立衛とともに、2010年のプリツカー建築賞を受賞した。
- 転機
母校の新図書館が開館
グランドデザインを手がける日本女子大学の目白キャンパスに、新しい図書館と学生滞在スペースが開館した。
住宅や美術館などの設計 → 母校の学びの空間と教育にも携わる
東京都庭園美術館館長に就任
東京都庭園美術館が妹島の7月1日付の館長就任を発表した。
母校の特別招聘教授に就任
日本女子大学建築デザイン学部の特別招聘教授に就任。講演や学生との交流に携わる。
学生の家具制作に講評
母校のエントランス家具のお披露目で講評などを行ったことが、大学の公式サイトで報告された。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
金沢21世紀美術館
西沢立衛とのSANAAとして手がけた美術館。個人名義の作品とは区別して紹介する。
日本女子大学の新図書館
敷地の高低差を生かした動線と、多様な滞在場所を持つ母校の図書館。旧図書館の家具も再利用した。
犬島「家プロジェクト」
妹島和世建築設計事務所の仕事として紹介される、犬島の建物と場に関わるプロジェクト。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸使う人が自分なりの過ごし方を見つけ、周囲との関係も感じられる場所をつくる。
居場所をひとつに決めない
本人の発言・行動母校の図書館について、明暗や広さの異なる場所を設け、その時の気分で好きな場所を選べるように考えたと説明する。
編集部の読み利用方法を一律に指定するより、複数の過ごし方を建物の中に用意する設計と読める。
建物の外側も含めて考える
本人の発言・行動設計では、公園のように異なる人がそれぞれの時間を過ごし、外部やほかの空間とのつながりを感じられることを重視すると語る。
編集部の読み開かれた建築という考えを、壁がない形だけでなく、人や環境との関係として捉えている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


