KEY PERSON PROFILE
村上 隆
むらかみ・たかし / Takashi Murakami

- 現代美術家
日本の古典絵画とアニメや漫画を結ぶスーパーフラットを提唱した現代美術家。カイカイキキを率い、お花やDOBなどの作品、展覧会を制作する。もののけ 京都などの個展と、若いアーティストの制作支援にも関わる。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 現代美術家
- その他の役割
- カイカイキキ代表
- 生年
- 1962年
- 出身
- 東京都
- 学歴
- 東京藝術大学大学院博士後期課程修了(日本画研究領域)
- 学位
- 博士(美術)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
日本絵画とスーパーフラット
SUPERFLATやもののけ 京都で、古典絵画とアニメ、漫画の表現を結びつけて考える。
キャラクターと美術の制作
お花、DOBなどのキャラクターを、絵画や立体、ブランドとの共同制作へ展開する。
工房とアーティストの支援
カイカイキキで、作品制作の工房と、他のアーティストの発表を支える活動を続ける。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
村上は東京藝術大学で日本画を学び、博士号を取得した。現代美術の作品を制作する中で、複数の人が協働する工房を設ける。日本の絵画と大衆文化のつながりを考えるスーパーフラットを提唱し、展覧会の企画にも取り組んだ。カイカイキキとして、絵画や立体の制作、アーティストのマネジメントへ活動を広げる。国内外の美術館での個展では、古典の絵画や自身のキャラクターを新しい作品に重ねてきた。本人は、受け手が作品から何かを発見することを語っている。作品づくりと、他の作り手の発表を支える組織の両方を続ける。
出典 6件
年表
- 転機
ヒロポンファクトリーを設立
絵画や立体の制作を支える工房を設けた。カイカイキキの前身となる。
自ら現代美術を制作する → 協働する工房を設ける
絵画や立体の制作を、複数の人が支える体制へ広げた。
- 転機
SUPERFLATを企画する
渋谷パルコなどで展覧会SUPERFLATを企画。日本の絵画と大衆文化のつながりを提示した。
個々の作品を発表する → 作品と展覧会で考え方を提示する
日本の絵画と大衆文化の関係を、展覧会の企画でも伝えた。
会社と展覧会を海外へ広げる
カイカイキキを法人化。同年にロサンゼルス現代美術館でSuperflat展が開催された。
Little Boyを企画する
ニューヨークのジャパン・ソサエティで、キュレーション展Little Boyを開催した。
五百羅漢図展を開催する
森美術館で村上隆の五百羅漢図展を開催した。
- 転機
もののけ 京都を開催する
京都市京セラ美術館で、古典絵画と新しい作品を結ぶ大規模個展を開催した。会期は2月から9月。
キャラクターと古典を作品にする → 京都の歴史と新作を重ねる
美術館との協働で、京都の歴史を手がかりにする作品を発表した。
広重を手がかりに作品を発表
ニューヨークのガゴシアンで、JAPONISME → Cognitive Revolution: Learning from Hiroshigeを開催した。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
SUPERFLAT
日本の古典絵画とアニメ、漫画などのつながりを考える展覧会。2000年に日本、2001年に米国で開催した。
経歴の該当項目へ移動 →お花とDOBの作品
村上の絵画、立体などに登場するキャラクター。異なる形式の作品と共同制作へ広がる。
村上隆の五百羅漢図展
2015年の森美術館の個展。大きな絵画と制作の活動を知る入口になる。
経歴の該当項目へ移動 →村上隆 もののけ 京都
2024年の京都市京セラ美術館の個展。日本の古典絵画と京都の歴史を、新しい作品へ重ねた。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸古典と大衆文化を行き来し、作品から新しい見方をつくる。
新しい作品をつくる時間に集中する
本人の発言・行動2016年のTime Outの取材では、展示や交渉を得意とする会社の人に任せ、自らは新しい制作に関わる時間を大切にしていると語る。
編集部の読み編集部は、作品が一人で完結する前提ではなく、得意分野を持つ人が制作と発表を支える活動と読む。会社への本人の評価と、組織全体の外部評価を分ける。
作品の見方が変わる発見をつくる
本人の発言・行動2023年12月のTime Outの取材では、作品を見て疑問を持ち、考え方を知ることで、新しい発想に気づく体験を語る。古典と現代の文化を行き来する制作も説明する。
編集部の読み編集部は、形式や素材の違いに加え、受け手が見方を更新する体験を重視する考え方と読む。将来の市場の予測や、特定の世代への評価を一般的な事実としない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
記事・インタビュー
掲載方針
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