KEY PERSON PROFILE
鈴木 康広
すずき やすひろ / Yasuhiro Suzuki

- アーティスト
身近なものを別の角度から捉え、映像や立体の作品にするアーティスト。《遊具の透視法》《ファスナーの船》などを制作した。武蔵野美術大学教授として、日常のものを見立てるワークショップにも携わる。
基本情報
- 主な役割
- アーティスト
- その他の役割
- 武蔵野美術大学教授
- 生年
- 1979年
- 出身
- 静岡県浜松市
- 教える分野
- 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
- 学歴
- 東京造形大学デザイン学科卒業
- 代表作
- 遊具の透視法、まばたきの葉、ファスナーの船
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
映像と空間のアート
《遊具の透視法》では、公園の遊具と投影映像を組み合わせている。
見立て・立体表現
《ファスナーの船》などで、日常のものや自然現象を別のものへ見立てている。
参加型の鑑賞・美術教育
武蔵野美術大学の「デッサンしよーぜ!」で、参加者が見方を共有する活動の講師を務めた。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
鈴木は、自分が見つけたもの同士の関係を、他の人にも見える作品にする仕事を続けてきた。大学の卒業制作から映像作品へ進み、遊具や船など、作品を置く場所にも表現を広げた。本人は、作品を見た人が自分とは異なる意味を見いだす経験を振り返っている。その後は大学でも教え、日常のものを別のものに見立てる活動を参加者と共有するようになった。個人の発見を映像や立体としてつくる制作と、見方そのものを人と試す教育が、現在の活動の二つの面になっている。
年表
- 転機
大学卒業と映像作品の受賞
東京造形大学を卒業し、《遊具の透視法》がNHKデジタル・スタジアムの年間最優秀賞を受賞した。
卒業制作 → 公園を使った映像作品
デザインの学びから、街の場所と映像を組み合わせる作品へ活動を広げた。
- 転機
《ファスナーの船》を出展
瀬戸内国際芸術祭へ作品を出展した。
映像・立体の制作 → 海上の作品
作品を展開する場所を、海や船を使う表現へ広げた。
- 転機
武蔵野美術大学に着任
大学での教育にも携わるようになった。
作品の制作 → 大学での教育
制作に加え、見方や表現を人と共有する教育へ携わった。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
遊具の透視法
回転する遊具へ子どもが遊ぶ映像を投影し、残像によって姿を浮かび上がらせる映像作品。
経歴の該当項目へ移動 →まばたきの葉
葉のような形を使った作品。発表後も美術館や公共空間で展開されている。
経歴の該当項目へ移動 →ファスナーの船
船の航跡を、海を開くファスナーに見立てた作品。海と船を使って見方の変化を示す。
経歴の該当項目へ移動 →「デッサンしよーぜ!」のワークショップ
民具の用途を知らないまま観察して別のものに見立て、描いた絵と見方を参加者が共有する活動。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸身近なものの見方を変え、その発見を人と共有する。
つくった後の、他者の見方にも出会う
本人の発言・行動2024年の取材では、自分が面白いと思った関係を作品にしたところ、鑑賞者が異なる背景から意味を見いだした経験を語った。
編集部の読み編集部は、制作者の説明だけで作品の意味を閉じず、見る人の受け取り方にも開く姿勢と読む。
日常のものを、別のものとして見てみる
本人の発言・行動2026年の大学による活動報告では、船が海を開くファスナーに見えた体験を鈴木が語り、参加者は民具を観察して見立ての絵を描いたと記されている。
編集部の読み編集部は、作者の発見を紹介するだけでなく、参加者も自分の見方を試せる場をつくる活動と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

