KEY PERSON PROFILE
山極 壽一
やまぎわ・じゅいち / Juichi Yamagiwa

- 霊長類学者
アフリカの野生ゴリラを調査し、人間の社会と進化を考えてきた霊長類学者。京都大学総長を経て、総合地球環境学研究所所長を務める。研究と著書、文学者との対話から、人が集まり、互いに関わることを問いかけている。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 霊長類学者
- その他の役割
- 総合地球環境学研究所所長
- その他の役割
- 京都大学元総長
- 生年
- 1952年
- 出身
- 東京都
- 学歴
- 京都大学理学部卒業、博士後期課程退学、理学博士
- 主な研究
- 霊長類学、人類進化、ゴリラの社会
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
ゴリラの社会と霊長類学
アフリカの野生ゴリラを観察し、個体と集団の関係、社会の構造を研究する。
人類の進化と社会
霊長類の研究から、人間の社会が生まれた過程と他者との関係を考える。
環境と人のつながり
地球環境を研究する場に携わり、著書や対話でも人の暮らしとつながりを考える。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
山極は、京都大学で学び、人間の社会がどのように生まれたかを考える中で、野生ゴリラの研究へ進んだ。1978年からアフリカで調査し、ゴリラの集団と個体の関係を観察してきた。大学と研究機関で研究・教育を続け、2014年には京都大学総長となる。現在は総合地球環境学研究所の所長を務め、環境と人間社会を考える研究に携わる。専門研究に加え、著書や文学者との対話で、遊び、集まる場、老いなどを語っている。ゴリラを観察する問いと、人が他者と関わる暮らしを考える発信が、並行する経歴である。
年表
- 転機
野生ゴリラの調査を始める
アフリカのカフジで調査を始め、その後、ヴィルンガでも観察を続けた。
人類の社会を学ぶ → ゴリラの現場で観察する
野生の集団と個体を調べるフィールドの研究へ進んだ。
カフジでの調査を再び進める
カフジ・ビエガでフィールドの調査を再開し、集団の関係を調べた。
- 転機
京都大学総長となる
10月1日に総長へ就任し、大学の運営に携わった。
研究と教育を進める → 大学の運営も担う
研究者の仕事に加え、大学総長としての役割を担った。
- 転機
小川洋子との対話を著書にする
共著『ゴリラの森、言葉の海』を刊行。後に2021年の文庫版となった。
研究の問いを著書で伝える → 文学者との対話でも考える
小川洋子との対話を通じ、言葉と社会について問いを広げた。
『老いの思考法』を刊行する
老いと人のつながりを考える著書を刊行し、文学者との対談でも問いを語った。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
野生ゴリラの研究
アフリカで継続して観察し、集団と個体の関係を研究してきた。本人の文章で調査の始まりと変化がわかる。
経歴の該当項目へ移動 →ゴリラの森、言葉の海
小川洋子との共著。ゴリラと人の社会、言葉を対話から考える。2019年原著、リンク先は2021年文庫。
経歴の該当項目へ移動 →老いの思考法
2025年の著書。人が集まることや、老いをどう捉えるかを考える。出版社の取材でも本人の説明を読める。
経歴の該当項目へ移動 →総合地球環境学研究所
所長として、人間と地球環境を考える研究の場に携わる。現在の方針と役職を研究所の案内で確認できる。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸ゴリラの社会を調べ、人が集まり、互いに関わることを考える。
社会の成り立ちを、ゴリラの観察から考える
本人の発言・行動2021年の京都大学の文章では、人類の社会構造を考える中で野生ゴリラの調査を始め、観察する集団や場所を変えながら研究を深めた過程を説明する。
編集部の読み編集部は、疑問に合わせて現場で観察し、問いを更新する研究の方法と読む。人類の起源についての本人の解釈を、すべてが確定した説明とはしない。
遊びや立ち止まる場から、人の関係を考える
本人の発言・行動2025年の角田光代との対談では、遊ぶこと、社交、立ち止まれる場や、年を重ねた人の役割について語っている。
編集部の読み編集部は、人が互いに関わる暮らしを、研究の経験から考える提案と読む。ゴリラとの比較を、そのまま人の健康や寿命の効果に置き換えない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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