KEY PERSON PROFILE
江守 正多
えもり・せいた / Seita Emori

- 東京大学未来ビジョン研究センター 副センター長・教授
地球温暖化を研究し、気候変動への取り組みを社会と考える気候科学者。国立環境研究所を経て東京大学の教授となり、IPCCの報告書づくりに参加してきた。市民との対話では、生活の工夫と社会の仕組みの両方を論じる。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 東京大学未来ビジョン研究センター 副センター長・教授
- その他の役割
- 気候科学者
- 生年
- 1970年
- 出身
- 神奈川県
- 学位
- 東京大学・博士(学術)
- 兼務
- 東京大学大学院総合文化研究科教授
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
江守は東京大学で学び、1997年に国立環境研究所へ入った。気候の研究とともに、国際的な評価報告書をまとめるIPCCにも主執筆者として参加する。現在は東京大学未来ビジョン研究センターの副センター長・教授を務め、総合文化研究科の教授も兼務する。研究の知見を伝える際には、個人の暮らしだけでなく、社会の決まりや市民の参加を考える。2024年の世田谷区の取材では、無作為に選ばれた市民が専門家の情報をもとに議論する気候市民会議について語った。気候を分析する役割から、その知識をもとに人々がどう話し合うかへ活動を広げている。政策を選ぶのは社会であり、科学の説明だけで特定の結論が決まるとは扱わない。
年表
- 転機
国立環境研究所に入る
東京大学大学院で博士(学術)を取得し、国立環境研究所へ入った。
大学院で気候を学ぶ → 国の研究機関で研究する
博士取得後、国立環境研究所で気候の研究へ取り組んだ。
温暖化の予測を著書へ
『地球温暖化の予測は「正しい」か?』を刊行。予測と科学の考え方を一般向けに伝える。
対策をめぐる議論を本へ
共著『温暖化論のホンネ』を刊行した。温暖化をめぐる異なる議論に向き合う。
- 転機
東京大学で研究と対話を進める
未来ビジョン研究センター教授となった。2023年からは大学院総合文化研究科教授を兼務する。
国立環境研究所で研究する → 大学で科学と社会を考える
東京大学へ場を移し、気候の科学と社会の課題を結ぶ活動を進める。
- 転機
市民の議論と気候を考える
2月の世田谷区の取材で気候市民会議を語った。7月刊行の『気候変動と社会』にも執筆者として参加した。
科学の情報を届ける → 市民が話し合う仕組みを考える
専門家の情報をもとに、異なる立場の市民が議論する場について語る。
気候科学と社会の対話を続ける
未来ビジョン研究センター副センター長・教授。研究室の現行紹介ではIPCC第7次評価報告書の査読編集者も務める。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
IPCC評価報告書
第5・第6次評価報告書の主執筆者を担当。国際的な共同作業に参加した。
地球温暖化の予測は「正しい」か?
2008年の著書。予測と科学の考え方を伝える。書誌・紹介欄を確認した。
経歴の該当項目へ移動 →気候変動と社会
2024年、東京大学気候と社会連携研究機構編。執筆者の一人として参加した。
経歴の該当項目へ移動 →市民との対話
対談や取材で、生活の行動と社会の制度を結んで考える。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸気候の科学を、暮らしと社会の仕組みを考える対話につなげる。
個人の行動と、仕組みへの参加を考える
本人の発言・行動関根麻里との対談では、生活の中の行動に加え、市民が社会の仕組みを変えることに関わる考えを語る。
編集部の読み編集部は、個人の努力だけで気候の問題を引き受けるのではなく、制度や市民の役割も考える入口と読む。取材時の法律・支援制度は現行の案内にしない。
異なる立場の人が、情報をもとに話す
本人の発言・行動2024年2月の取材では、無作為抽出の市民が専門家の情報提供を受けて議論する気候市民会議について説明する。
編集部の読み編集部は、科学の情報と、人々が判断するための対話をつなぐ活動と読む。会議の参加者への印象を政策への因果効果としない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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