KEY PERSON PROFILE
西浦 博
にしうら・ひろし / Hiroshi Nishiura

- 京都大学大学院医学研究科 教授
感染症が広がる仕組みを、データと数学のモデルで調べる理論疫学者。海外と日本の大学で研究を重ね、新型コロナの流行時には科学的助言に携わった。京都大学で、健康危機の情報を解析する研究を進める。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 京都大学大学院医学研究科 教授
- その他の役割
- 理論疫学者
- 学歴
- 宮崎医科大学医学部卒業
- 学位
- 広島大学・博士(保健学)
- 専門
- 理論疫学・健康危機管理情報解析
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
西浦は医学を学び、病院での研修を経て、海外の大学や研究機関で感染症の研究を進めた。医学の知識と、流行を数量で捉える方法を組み合わせ、2013年に東京大学の准教授、2016年に北海道大学の教授となる。流行を調べるには、モデルだけでなく、データを集める体制や政策側が必要とする情報を知ることも重要だと取材で説明する。2020年には新型コロナへの科学的助言に携わり、8月に京都大学へ移った。2024年からはヘルスセキュリティセンターでも、危機の情報を解析する役割を担う。2025年の取材では、研究者が示す根拠と、政策を決める側の判断を区別しながら、助言の経験を振り返っている。
年表
- 転機
海外で感染症を研究
マヒドン大学を経て、英国、ドイツなどで研究を進めた。
医学と研修の経験 → 海外で流行の仕組みを研究する
複数の大学・研究機関で、感染症を数量で捉える研究を進めた。
- 転機
東京大学の准教授となる
6月に着任。感染症のモデルと政策の接点を考える研究にも取り組んだ。
流行をモデルで調べる → モデルと政策の接点を考える
政策側が求める情報と、研究が示せる根拠の関係を考える活動へ広げた。
北海道大学の教授となる
大学で研究と教育を担い、流行のデータを集める体制にも関わった。
- 転機
科学的助言に携わり、京都大学へ
新型コロナへの科学的助言に携わった。8月に京都大学の環境衛生学教授となり、12月に川端裕人が聞き手を務めた著書が刊行された。
研究・教育を担う → 流行時の科学的助言に携わる
新型コロナの流行時に助言へ関わり、その経験を後の取材で振り返る。
健康危機の解析を担う
4月から健康危機管理情報解析学の教授として、ヘルスセキュリティセンターの危機インテリジェンス部門にも関わる。
助言者の経験を振り返る
1月10日の取材で、科学の根拠と政策判断の関係や、助言する研究者の経験を語った。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
感染症の数理モデル
データと数学のモデルで、流行が広がる仕組みを調べる。過去の予測を現在の流行状況としない。
経歴の該当項目へ移動 →科学的助言の活動
2020年の新型コロナへの助言に携わった。根拠を示す役割と政策を決定する役割を区別する。
経歴の該当項目へ移動 →理論疫学者・西浦博の挑戦
2020年刊行。西浦著、川端裕人が聞き手。公開書誌と紹介を確認。
経歴の該当項目へ移動 →感染症流行を読み解く数理
2022年刊行の編著。複数の著者が執筆する。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸流行をデータとモデルで調べ、根拠と不確実性を政策の判断へ伝える。
分からない部分も含めて伝える
本人の発言・行動インフルエンザを扱うJST取材では、モデルで全てが分かるわけではなく、推定と不確実性を考える必要を説明する。
編集部の読み編集部は、計算の結果と判断の条件を併せて読む手がかりと捉える。過去の流行時の話を現在の医療助言へ置き換えない。
根拠を示す役割と、決める役割を分ける
本人の発言・行動2025年の取材では、研究者が示す根拠と、政策を決める側の判断の関係を振り返る。
編集部の読み編集部は、科学的助言の役割と限界を考える説明と読む。本人の回顧を第三者の確定した評価とはしない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
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