KEY PERSON PROFILE
西成 活裕
にしなり・かつひろ / Katsuhiro Nishinari

- 東京大学先端科学技術研究センター 教授
車、人、物流などの流れが滞る仕組みを調べる研究者。数学のモデルと現場の観察を組み合わせる「渋滞学」を提唱し、道路だけでなく、工場や物流、人の動きにも研究を広げている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 東京大学先端科学技術研究センター 教授
- その他の役割
- 渋滞学の研究者
- 学位
- 東京大学・博士、1995年
- 所属分野
- 数理創発システム・先端物流科学
- 活動の方法
- モデル、実験、現場の観察
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
集団の流れと渋滞
車や人など、自ら動く集団の流れが滞る仕組みを、数学を用いて調べる。
数理モデルと現場観察
理論やシミュレーションと、道路の実験や工場・人の動きの観察を組み合わせる。
物流の研究と教育
社会を支える物流の課題を考える研究と、その分野の人材育成に関わる。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
西成は東京大学で博士号を取得し、山形大学、龍谷大学を経て東京大学で研究してきた。数理の研究から、車や人が自ら動く集団の流れへ関心を広げ、滞りが生まれる仕組みを調べる。2006年の著書『渋滞学』をきっかけに、企業からの相談も増えたと取材で振り返る。研究では、計算やシミュレーションに加え、道路の実験、工場や人が集まる場所の観察を重ねる。車の流れで得た知見を、そのまま別の場へ当てはめるのではなく、現場で何が起きているかを確かめる方法だ。現在は数理創発システム分野で研究し、先端物流科学の分野にも関わる。理論と現場を往復しながら、社会の流れを調べる活動を続けている。
出典 6件
年表
- 転機
東京大学の准教授となる
東京大学で、流れと渋滞の仕組みを研究する。
複数の大学で研究する → 東京大学で流れの研究を進める
研究と教育の場を東京大学へ移した。
- 転機
『渋滞学』を刊行
道路や人の動きなどの流れを扱う著書を刊行した。取材では、この本を機に企業からの相談が増えたと話す。
専門的な研究を進める → 著書を通じて企業と接点を持つ
取材では、本の刊行が企業からの相談につながったと本人が振り返る。
先端科学技術研究センターの教授に
4月に工学系研究科教授、7月に先端科学技術研究センター教授となった。
- 転機
現場を訪ねる研究の方法を語る
東大の取材で、工場や人が集まる場所を観察し、物流の人材育成にも取り組む活動を説明した。
モデルで仕組みを考える → 現場と人材育成へ活動を広げる
現場の観察を重ね、物流の課題と学びの場にも関わる。
工学系研究科でも教授に
4月から工学系研究科教授を兼務。現在は数理創発システムと先端物流科学に関わる。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
渋滞学
自ら動く車や人などの集団を、数学のモデルと実験・観察で調べる。
経歴の該当項目へ移動 →渋滞学
2006年刊行の新潮選書。出版社の書誌・紹介・目次を確認。
経歴の該当項目へ移動 →現場の流れを調べる活動
工場や群衆の観察を通じ、場所ごとの流れと滞りを調べる。
経歴の該当項目へ移動 →先端物流科学
物流の課題を考える研究と、人材育成に関わる。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸流れが滞る仕組みを数学で考え、現場の観察と実験で確かめる。
モデルと現場を往復する
本人の発言・行動2020年の東大取材では、工場や人が集まる場所へ出向いて観察する研究の方法を説明する。
編集部の読み編集部は、計算だけでは見えない条件を現場で確かめる方法と読む。どの場所にも同じ解決策が使えるとはしない。
本から相談へつながる
本人の発言・行動2010年のJST取材では、『渋滞学』の刊行後に企業からの相談が増えたと振り返る。
編集部の読み編集部は、一般向けの説明が研究の接点を広げたという本人の回顧と読む。全ての事業成果を本の効果としない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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