KEY PERSON PROFILE
池上 彰
いけがみ あきら / Akira Ikegami

- ジャーナリスト
NHKの現場記者からニュース解説へと仕事を広げたジャーナリスト。キャスターになって他の記者の原稿を読み、伝わりにくさに気づいた。子ども向けの番組で磨いた説明を、テレビや本、大学の講義へつなげている。
基本情報
- 主な役割
- ジャーナリスト
- 出身
- 長野県松本市
- 学歴
- 慶應義塾大学経済学部
- 専門領域
- ニュース解説と報道・情報の伝え方・読書・学び
- 主な業界
- 報道・出版・教育
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
ニュースの背景を説明する
日々の出来事を、初めて聞く人が理解できる言葉と順序に組み直す。報道の原稿を読む経験から説明を考えた。
説明と単純化の境界
敵と味方に分けるだけの説明は、理解したつもりになる危険がある。分かりやすさの限界も本人は指摘する。
本と取材から情報を集める
ネットで概要をつかんだ後に専門書を比べ、元となる資料へ戻って読む。本人が2019年に語った調べ方である。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
1950年、長野県生まれ。幼い頃に東京へ移り、小学生時代に読んだ地方記者の本から報道の仕事を志した。慶應義塾大学経済学部を卒業し、1973年にNHKへ入局。松江、呉での勤務から社会部記者、首都圏ニュースのキャスターへ進む。1994年から2005年まで「週刊こどもニュース」のお父さん役を担当。取材と、初めて聞く人に説明する経験を重ねた。2005年に退職して本の執筆や海外取材を始め、民放の解説番組や大学での授業へ仕事を広げた。現在もジャーナリストとして、ニュースの背景を伝えている。
年表
長野県に生まれる
長野県松本市に生まれ、3歳で東京へ移ったと本人は振り返っている。
- 転機
NHKへ記者として入局
松江と呉で勤務した後、東京の社会部へ。事件の取材などを担当した。
新聞記者を志望 → 放送の記者へ
取材した事実を、映像で同時に伝える仕事も選択肢になった。
- 転機
首都圏ニュースのキャスターへ
他の記者が書いたニュースを読む役割になり、長い文章を短く直すようになった。
事件を取材する → 初めて聞く人に説明する
キャスターとしての戸惑いが、説明の方法を試す仕事へつながった。
- 転機
NHKを退職し独立
本の執筆や海外取材を進めた。その後、民放からもニュース解説の依頼を受けるようになった。
NHKで働く → 本と取材を軸に独立
独立後の見通しをすべて得てから動いた、という成功談には収まらない。
立教大学でも教える
立教大学の記録では4月に客員教授へ就任。2023年の対談で国際情勢を扱う授業を語った。
放送で解説を続ける
テレビ朝日の公式番組ページと2026年の番組関連ニュースで、解説の活動が紹介されている。
著書・連載・番組
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
週刊こどもニュース
1994年から2005年まで、お父さん役と編集長を担当したNHKのニュース番組。
池上彰のニュースそうだったのか!!
テレビ朝日のニュース解説番組。公式サイトで背景を基礎から伝える内容が案内されている。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸知らない人がどこで分からなくなるかを考え、関心を持った後に自分で学べる入口をつくる。
分からない箇所を説明の起点にする
本人の発言・行動キャスターとして長い原稿を読む難しさに気づき、文を短く直したと語る。新しいニュースにも、読者には説明が足りない箇所を探している。
編集部の読み話題そのものの新しさに加え、受け手の知識との差を見つけることを仕事にしていると読める。
分かったつもりで止まらない
本人の発言・行動2023年の立教大学での対談では、説明を単純にして理解した気にさせる危険を認めた。関心を持った後は、自分で勉強してほしいと話している。
編集部の読み分かりやすい説明を最終回答にせず、その先の確認へつなぐという範囲が示されている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


