KEY PERSON PROFILE
石黒 浩
いしぐろ・ひろし / Hiroshi Ishiguro

- 大阪大学教授・栄誉教授
人と関わるロボットをつくり、人間の存在や対話を研究する大阪大学教授。自身をモデルにしたジェミノイドや、簡素な姿のテレノイドを開発してきた。2025年の万博では「いのちの未来」をプロデュースし、研究と表現を結んだ。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- 大阪大学教授・栄誉教授
- その他の役割
- ロボット研究者
- 生年
- 1963年
- 出身
- 滋賀県
- 学位
- 大阪大学・博士(工学)、1991年
- 大学での称号
- 大阪大学栄誉教授、2017年
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
石黒はロボットをつくることを通じて、人間とは何かを考えてきた。自身に似たジェミノイドから、姿を簡素にしたテレノイドまで、外見や動きが対話する人にどう受け取られるかを問う。大阪大学での研究と並び、アバターを使う事業にも関わる。万博の「いのちの未来」では、ロボットの設計と動作を担い、企画・制作の担当者やクリエイターと展示をつくった。人と機械が暮らす将来の姿を、研究とアートから考える活動へ広げている。そこで描く未来は、来場者が自分の生き方や社会のあり方を考えるための構想でもある。
年表
大阪大学で博士課程を修了
大阪大学大学院基礎工学研究科で博士(工学)を取得した。
- 転機
ジェミノイドHI-1をつくる
自身をモデルにしたアンドロイドをつくり、人の存在と遠隔対話を考える研究へ取り組んだ。
人間を研究する → 人に似たロボットをつくって問う
ジェミノイドを通じ、人の姿と存在の受け取られ方を研究する。
大阪大学の教授となる
大学院基礎工学研究科で、人と関わるロボットの研究を進めた。
- 転機
テレノイドを開発
外見を簡素にした遠隔操作のロボットを開発。話し相手を感じるための形や動きを研究した。
本人に似た姿をつくる → 簡素な姿から対話の条件を探る
テレノイドで、人を感じるための形と動きを考える対象を広げた。
大阪文化賞を受賞
ロボットの研究と活動を重ね、大阪文化賞を受賞した。
人をつくる問いを著書へ
『どうすれば「人」を創れるか』の電子書籍が配信開始。ロボットを通じて人間を考える問いを伝える。
- 転機
いのちの未来を共同で制作
ロボットの設計・動作を担い、クリエイターらとパビリオンを完成させた。将来の社会を考える展示をつくった。
ロボットを研究開発する → 未来の暮らしを展示で伝える
企画・制作の担当者と議論を重ね、ロボットとアートを結ぶ場をつくった。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
ジェミノイドHI-1
自身をモデルにしたアンドロイド。人に似た存在との対話を考える研究の一つ。
経歴の該当項目へ移動 →テレノイド
人の形を簡素にした遠隔操作ロボット。外見や動きと、話し相手の存在を感じることの関係を考える。
経歴の該当項目へ移動 →いのちの未来
大阪・関西万博のパビリオンをプロデュース。ロボットの設計・動作と、クリエイターとの展示制作を担った。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸人と関わるロボットをつくり、対話と存在の条件を考える。
つくってみることから、人を考える
本人の発言・行動2017年の取材では、ロボットをつくる過程で、人間の存在や人らしさを知ろうとする研究を説明する。テレノイドでは簡素な外見と相手を感じる関係を語る。
編集部の読み編集部は、完成品の機能だけでなく、人がどう受け取るかを研究の問いへ戻す方法と読む。
根本の問いを共有し、表現を共につくる
本人の発言・行動2025年の万博制作の取材では、どんな未来をつくりたいかをチームで共有し、配置、動き、衣装や照明を議論したと語る。
編集部の読み編集部は、研究者が持つ問いを、異なる専門の人が表現へ変える制作の方法と読む。本人の手応えと展示への評価は区別する。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
いのちの未来 Creator’s Voice Vol.10 石黒浩
2025年10月3日の取材本文を確認。完成した展示と共同の担当を説明。映像未視聴。
公開:2025年10月3日アンドロイドが教えてくれる「本当の死」
2014年12月3日の取材本文を確認。生年・出身と大阪文化賞を照合。将来像は本人の考えとして扱う。
公開:2014年12月3日「作るべき未来」こそ、人間の責任
2025年2月号の取材本文を確認。栄誉教授、テーマ事業の就任と構想を説明。万博前の内容。
人間とは何か
2017年2月取材、7月公開の本人取材本文を確認。人間を知る研究とテレノイドを語る。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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