KEY PERSON PROFILE
カタリン・カリコ
かたりん・かりこ / Katalin Karikó

- 生化学者
mRNAを医療に使う研究に取り組んできた生化学者。ドリュー・ワイスマンとの発見がワクチン開発の基盤となり、2023年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞した。大学での研究と、企業での開発の双方を経験している。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 生化学者
- その他の役割
- mRNA研究者
- 生年月日
- 1955年1月17日
- 出身
- ハンガリー・ソルノク
- 博士号
- 1982年 生化学
- 大学での役割
- セゲド大学教授/ペンシルベニア大学非常勤教授
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
カリコはハンガリーで生物学を学び、1982年に博士号を取得した。1985年に米国へ移り、研究員を経て1989年からペンシルベニア大学で働く。mRNAを医療に使うための研究を続け、ワイスマンと2005年にRNAの塩基修飾についての発見を発表した。2008年、2010年にも共同研究が続き、2013年から2022年にはBioNTechで開発に携わった。2021年にはセゲド大学教授となり、2023年にノーベル賞を共同受賞。現在も大学に籍を置き、研究の経験を本や講演でも伝えている。
年表
ハンガリーで生まれる
1月17日、ハンガリーのソルノクに生まれる。後に生化学を学び、RNAの研究へ進んだ。
生物学の学位を取得
ヨージェフ・アティラ大学で学ぶ。同大学は現在のセゲド大学。
生化学の博士号を取得
ハンガリーで博士課程を修了し、研究者として仕事を続けた。
- 転機
米国で研究を続ける
米国へ移り、テンプル大学などで研究員として働いた。
ハンガリーで研究する → 米国の研究機関へ
研究する場所を移し、大学でmRNAの研究を続ける道へ進んだ。
ペンシルベニア大学へ
大学でmRNAを医療に使う研究を進め、2013年まで勤務した。
- 転機
ワイスマンとの共同発見
RNAの塩基修飾についての研究を発表。後のワクチン開発の基盤となった。
mRNAを医療に使う課題 → 共同研究で塩基修飾を調べる
ワイスマンとデータを検討し、発見を積み重ねる研究へ進んだ。
- 転機
BioNTechで開発に携わる
大学での研究に続き企業へ。2022年まで上級副社長を務めた。
大学で基礎研究を続ける → 企業で開発にも携わる
研究の経験を持って、医療に使うための開発の場にも関わった。
セゲド大学教授となる
大学で研究・教育に関わり、ペンシルベニア大学にも籍を置く。
ノーベル賞を共同受賞
ワイスマンと生理学・医学賞を受賞。同年には自伝も刊行した。
卒業式で研究の経験を語る
5月21日、ジョンズ・ホプキンス大学で講演し、名誉博士号を受けた。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
RNAの塩基修飾の研究
2005年の共同発見と、その後の研究をノーベル財団の解説で確認。ワクチンを一人で開発したという記録ではない。
経歴の該当項目へ移動 →Breaking Through
本人の自伝。電子・音声版は2023年10月10日、ペーパーバックは2024年10月8日。紹介・書誌のみ確認。
経歴の該当項目へ移動 →研究経験を伝える講演
2026年5月の卒業式講演。大学の記事に掲載された本人の言葉を確認し、映像全体は未視聴。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸次に確かめることへ目を向け、共同研究のデータから学びを進める。
データから次の問いを考える
本人の発言・行動2023年のノーベル財団の電話取材で、ワイスマンとのデータの検討と、研究が直線的には進まないことを話す。
編集部の読み編集部は、結果を確かめながら次に調べることを選ぶ姿勢と読む。個人の経験を研究の成功保証にはしない。
自分にできることへ目を向ける
本人の発言・行動2026年の講演で、他人との比較より自分の仕事に集中すること、成功には周囲の協力が必要なことを伝える。
編集部の読み編集部は、行動できる範囲と共同で進める仕事を併せて考える姿勢と読む。努力の量から人格を評価しない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
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