KEY PERSON PROFILE
柳沢 正史
やなぎさわ・まさし / Masashi Yanagisawa

- 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
眠気と睡眠が生まれる仕組みを調べる研究者。米国と日本で研究し、櫻井武らとオレキシンを発見した。筑波大学の睡眠研究拠点を率い、基礎研究と、睡眠を測る技術の事業化に関わっている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
- その他の役割
- 睡眠研究者
- 生年
- 1960年
- 学歴
- 筑波大学医学専門学群卒業
- 学位
- 筑波大学・医学博士
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
柳沢は筑波大学で医学を学び、博士号を取得した。1988年にエンドセリンを発見し、1991年から米国で研究する。1998年には櫻井武らとオレキシンを発見し、睡眠と覚醒の仕組みを調べる活動へ進んだ。2012年に筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構を立ち上げ、研究の場を率いる。睡眠に関わる遺伝子の研究と、測定技術の事業化にも関わる。取材では、想定と動物の観察結果が合わず、問いを見直した経験を語った。2023年のBreakthrough Prize、2026年のラスカー基礎医学研究賞はいずれもEmmanuel Mignotとの共同受賞。基礎研究の歩みを、共同研究者や拠点づくりと併せてたどれる。
出典 6件
年表
エンドセリンを発見
血管に関わる物質エンドセリンを発見し、研究成果を発表した。
米国で研究を始める
テキサス大学サウスウェスタン医学センターとハワード・ヒューズ医学研究所で研究した。
- 転機
オレキシンを発見
櫻井武らとの研究でオレキシンを発見。睡眠と覚醒の仕組みを調べる研究につながった。
物質の働きを調べる → 睡眠と覚醒の仕組みを調べる
オレキシンの発見を経て、睡眠に関する研究を進めた。
筑波大学にも研究室をつくる
FIRSTプログラムのもと、筑波大学でも研究を進めた。
- 転機
睡眠の研究機構を立ち上げる
筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)の機構長となった。
日米で研究する → 睡眠研究の拠点を率いる
筑波大学に、複数の分野が関わる研究の場をつくった。
- 転機
S'UIMINを創業
睡眠を測る技術の事業化に関わる会社を立ち上げた。
基礎研究を進める → 睡眠を測る技術の事業化にも関わる
研究と並行し、測定技術を使う会社の立ち上げに関わった。
ムーンショットの研究を率いる
ムーンショット型研究開発事業のプロジェクトマネージャーとなった。
Breakthrough Prizeを共同受賞
睡眠と覚醒の仕組みに関する研究で、Emmanuel Mignotと生命科学部門の賞を受賞した。
基礎研究と事業化の歩みを語る
4月の講演で睡眠の研究、IIIS、会社の活動を説明した。講演の公開テキストを確認。
ラスカー基礎医学研究賞を共同受賞
9月9日にEmmanuel Mignotとの受賞が発表され、17日に授与式が行われた。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
オレキシンの発見と睡眠研究
櫻井武らとの研究から睡眠・覚醒の仕組みを調べる。本人だけの単独成果とはしない。
経歴の該当項目へ移動 →国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)
2012年から率いる筑波大学の研究拠点。
経歴の該当項目へ移動 →S'UIMIN
2017年創業。睡眠を測る技術の事業化に関わる。製品の効果をここで評価したものではない。
経歴の該当項目へ移動 →睡眠学/あなたの睡眠知識、間違ってます!
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考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸観察から睡眠の仕組みを問い直し、研究者が探究できる場をつくる。
観察が説明を変える
本人の発言・行動Natureの取材では、動物の観察結果が当初の想定と合わず、食行動から睡眠へ研究の問いを見直した経験を語る。
編集部の読み編集部は、観察によって仮説を組み替える研究の過程と読む。発見を一人の直感だけで説明しない。
仕組みの探究と測定技術をつなぐ
本人の発言・行動2025年の講演では、基礎研究の経緯と、睡眠を測る技術を事業にする活動を説明する。
編集部の読み編集部は、研究を続けながら利用の場にも関わる歩みと読む。講演中の健康に関する説明を、読者個人への医療助言として再掲しない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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