KEY PERSON PROFILE
内田 樹
うちだ たつる / Tatsuru Uchida

- 思想家
フランス現代思想、教育、武道を論じる思想家。大学での研究と授業を経て、神戸の学塾・道場「凱風館」を主宰する。2026年には学校法人神戸女学院の理事長に就任し、学びを支える場の運営にも関わっている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 思想家
- その他の役割
- 学校法人神戸女学院理事長
- その他の役割
- 凱風館館長
- 出身
- 東京都
- 学歴
- 東京大学文学部
- 専門領域
- フランス思想と教育・読書・武道・学びの場
- 主な業界
- 教育・出版
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
1950年、東京生まれ。高校時代の読書から文学部を志し、1970年に東京大学へ入学した。仏文で学ぶ内容と自分の関心との隔たりを感じたが、丸山圭三郎の構造主義の授業をきっかけに、読むべき本の見通しを得たという。1975年に卒業し、東京都立大学大学院へ。1982年に博士課程を中退して助手となり、1990年から神戸女学院大学で教えた。2011年まで教授を務め、その後も凱風館での稽古や著述を続ける。2026年4月、学校法人神戸女学院の理事長に就任した。
年表
東京に生まれる
東京に生まれる。高校時代に柴田翔の小説を読み、東京大学文学部を志したと回想している。
東京大学へ入学
高校中退と大検を経て入学。大学ではドイツ文学志望からフランス文学へと関心を移した。
構造主義の授業を聴く
丸山圭三郎の授業を3年続けて聴講し、現代フランス思想の読書を進める見取り図を得たという。
東京都立大学の助手に
大学院博士課程を中退。同大学人文学部の助手を1982年から1990年まで務めた。
- 転機
神戸女学院大学で教える
1990年に助教授として着任し、1996年に教授となる。2011年まで同大学で教えた。
東京都立大学の助手 → 神戸女学院大学で教える
研究者として知る仕事に、他者が学ぶための授業をつくる仕事が加わった。
凱風館で稽古と学びを続ける
神戸で学塾・道場の凱風館を主宰。武道に加え、哲学や教育をめぐる著述と対話を続ける。
- 転機
学校法人の理事長に就任
4月1日付で学校法人神戸女学院の理事長に就任。同年度の役職者名簿にも記載されている。
名誉教授・学塾の主宰者 → 学校法人の理事長
教室の外から教育を論じる活動に、法人の責任を担う役割が加わった。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
ためらいの倫理学
戦争・性・物語などを扱う著書。2025年の対談でも判断を留保する態度について話している。
凱風館
神戸にある武道と哲学のための学塾・道場。内田が主宰し、稽古や対話の場となっている。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸自分の考えを確かめるだけでなく、異なる時代や他者の言葉に触れ、判断の前提を問い直す。
自分の知識の範囲を知る
本人の発言・行動2015年の東大取材で、丸山圭三郎の授業により、自分が知っていることと知らないことを見渡せるようになったと説明する。
編集部の読み読書を知識の蓄積だけでなく、次に何を学ぶかを見つける営みとして捉えていると読める。
反証を探し、仮説を書き換える
本人の発言・行動2025年の李舜志との対談で、自説を裏付ける例だけを集めず、反証となる事例を探すことを知性の働きとして語った。
編集部の読み自分と同じ意見に囲まれる状態から離れ、判断を修正できる余地を残す姿勢が見える。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
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