KEY PERSON PROFILE
山田 進太郎
やまだ・しんたろう / Shintaro Yamada

- 株式会社メルカリ 取締役兼代表執行役 CEO(社長)
ウノウで「映画生活」などを手がけ、2013年にフリマアプリ「メルカリ」を創業した経営者。現在は同社の取締役兼代表執行役CEOとして、日米の個人間取引とAIを前提とした組織づくりに取り組む。
出典 5件
基本情報
- 主な役割
- 株式会社メルカリ 取締役兼代表執行役 CEO(社長)
- その他の役割
- 公益財団法人 山田進太郎D&I財団 代表理事
- 生年
- 1977年
- 出身
- 愛知県
- 学歴
- 早稲田大学卒業
- 主な創業
- ウノウ、メルカリ
- 主な事業
- メルカリ、メルペイ、米国版メルカリ
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
CtoCマーケットプレイスのプロダクト設計
メルカリで出品から購入までをスマートフォン上の体験にまとめ、個人間取引の手間と不安を減らすことを追求しています。
市場の拡大と社会的信頼の両立
米国版メルカリでは、詐欺・スパム対策と出品・購入の基本機能を優先し、安心して取引できる市場をつくり直しています。
AIを前提とするプロダクトと組織の再設計
メルカリの「AI-Native」方針では、AIを単なる効率化の道具にせず、プロダクト、業務、組織の設計を見直す前提にしています。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
早稲田大学在学中に楽天の内定者インターンや学生団体の運営を経験し、自分たちでインターネットサービスをつくる道を選んだ。ウノウでは映画情報や写真共有など複数のサービスを試し、米Zyngaへの売却後は海外を巡った。旅先で資源や教育機会の偏りを目にした時点では事業案はなく、帰国後にスマートフォンの普及と個人間取引の可能性が結び付いたと本人は振り返る。メルカリ創業後は日米に事業を広げ、取引の安全性や基本機能を磨き直している。会社の活動と並行して、財団を通じたSTEM分野の支援にも取り組む。
出典 5件
年表
愛知県に生まれる
1977年、愛知県に生まれる。後に早稲田大学へ進学した。
楽天オークションの立ち上げに携わる
早稲田大学在学中、楽天の内定者インターンとして、楽天オークションの立ち上げに携わりました。
- 転機
ウノウを設立
大学卒業後にウノウを設立。「映画生活」「フォト蔵」「まちつく!」など、複数のウェブサービスやソーシャルゲームを開発しました。
学生・開発者 → サービス起業家
自分たちでサービスをつくり、利用者に届く形を試す仕事へ軸足を移した。
ウノウをZyngaへ売却
ウノウを米国のソーシャルゲーム企業Zyngaへ売却。Zynga Japanのゼネラルマネージャーを務めました。
- 転機
世界一周の旅へ
Zynga Japan退社後、南米、アフリカ、インド、中東などを巡りました。新興国で暮らしと資源の偏りを見た経験が、次の事業を考える手がかりになりました。
企業売却後の経営者 → 社会課題を見直す旅人
旅の時点では事業案はなく、帰国後の技術の変化を見て問題意識と手段が結び付いた。
- 転機
メルカリを創業
2月にコウゾウ(現メルカリ)を設立し、スマートフォン向けのフリマアプリ「メルカリ」を提供した。
ウェブサービス → スマホ発のCtoC市場
資源を循環させたいという考えを、利用者が実際に使えるサービスに変えた。
米国でサービスを開始
米国版メルカリの提供を開始。日本で生まれたCtoCマーケットプレイスを世界で使われるサービスにする挑戦を進めました。
東京証券取引所マザーズへ上場
メルカリが東京証券取引所マザーズへ上場。個人間取引のサービスから、決済や信用も含むグループへと事業領域を広げました。
山田進太郎D&I財団を設立
誰もが能力を発揮できる社会を目指し、財団を設立。特にSTEM分野のジェンダーギャップ解消を支援しています。
グループミッションを更新
「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を新たなグループミッションに掲げた。
「AI-Native」への転換を打ち出す
AIを一部のツールではなく、プロダクト、仕事の進め方、組織を設計し直す前提と位置づけ、全社的な変革を始めました。
米国事業で基本体験を立て直す
米国事業で出品、購入、マッチング、安心・安全といったコア体験を見直しました。新機能より基本の使いやすさを優先する意思決定を語っています。
事業と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
ウノウ
「映画生活」「フォト蔵」「まちつく!」などのインターネットサービスを開発した会社。
経歴の該当項目へ移動 →メルカリ
スマートフォンで個人同士が出品・購入できるフリマアプリを軸にした事業。
経歴の該当項目へ移動 →米国版メルカリ
米国向けの個人間取引サービス。近年は基本機能と安心・安全の改善を進めた。
経歴の該当項目へ移動 →メルペイ
メルカリの売上金を日常の買い物にも使えるようにする決済事業。
山田進太郎D&I財団
STEM分野のジェンダーギャップ解消に向け、奨学助成などを行う財団。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸利用者にとって使いやすいサービスをつくり、モノと人の可能性が循環する範囲を広げる。
出典 4件
届く規模と使われる理由を考える
本人の発言・行動2013年の取材で、飲食店より多くの人に届くインターネットを選んだ経緯を話している。2019年の取材では、使われないサービスには意味がないと説明した。
編集部の読み社会的な目標だけを前面に出すより、まず利用者の便益をつくるという順序が読み取れる。
問題意識と技術を結び付ける
本人の発言・行動2019年の本人取材では、旅から戻った時点では解決策がなく、帰国後のスマートフォン普及を見て事業を考えたと振り返る。
編集部の読み旅で事業を思いついたという一直線の説明より、課題を見た後に実現手段を探した過程として捉えられる。
人と進める仕事に学ぶ
本人の発言・行動2021年の早稲田大学の取材で、早稲田リンクスの幹事長として皆で活動を広げた経験が事業に役立ったと語る。
編集部の読み個人のひらめきだけでなく、共に形にする組織の経験を重んじていると読める。
基本体験と安全性を磨き直す
本人の発言・行動2026年の取材で、米国事業の改善では出品・購入・マッチングと詐欺対策へ人員を向け、複数の施策を積み重ねたと説明した。
編集部の読み成長策を一つの新機能に求めず、取引で嫌な体験を減らす運営上の判断が表れている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
メルカリ山田CEOが旗振る「AI-Native化」1年間の実像
AIを前提にした組織運営の取り組みを読めます。
公開:2026年8月20日早稲田出身の起業家たち With/Post コロナ どう働く?(後編)
学生団体の運営経験と、仲間と進める仕事への考えを読めます。
公開:2021年1月15日メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く
旅の問題意識からスマートフォンでの個人間取引に至る経緯を読めます。
公開:2019年6月19日今、メルカリが抱く「危機意識」と「成長戦略」
楽天・ウノウでの経験と、世界へ届けるサービスへの考えを読めます。
公開:2017年1月27日ヒットメーカー・『メルカリ』山田進太郎のキャリア論 ~優秀なエンジニアには共通項がある~[後編]
飲食店ではなくインターネットサービスを選んだ理由を読めます。
公開:2013年12月25日参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
記事・インタビュー
今、メルカリが抱く「危機意識」と「成長戦略」
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取材メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く
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記事メルカリが本気で始めた「AI-Native」化。100名規模のタスクフォースが立ち上がるまで
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取材メルカリUS事業「撤退も選択肢」からの復活劇。山田CEOに聞く「勝ち続ける」ための経営哲学
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掲載方針
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