KEY PERSON PROFILE
三木谷 浩史
みきたに・ひろし / Hiroshi Mikitani

- 楽天グループ 代表取締役会長兼社長・最高執行役員
楽天グループを創業した経営者。銀行勤務と米国でのMBA取得を経て、1997年に楽天市場を始めた。買い物、金融、通信へ事業を広げ、現在はグループの会長兼社長と楽天モバイル会長を務める。海外展開や組織づくりにも関わる。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 楽天グループ 代表取締役会長兼社長・最高執行役員
- その他の役割
- 楽天モバイル 代表取締役会長
- 生年
- 1965年
- 学歴
- 一橋大学、1988年卒業。ハーバード大学経営大学院、1993年MBA取得
- 創業
- 1997年2月、エム・ディー・エム(現・楽天グループ)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
インターネットの事業づくり
楽天市場を起点に、グループの買い物・金融・通信などの事業に関わる。
経営の軸と改善
社員が共有する経営の軸を明文化し、仮説を実行・検証して仕組みに戻す方法を説明する。
国をまたぐ組織づくり
海外展開に合わせ、共通言語で社員の知識を共有する方針を進めた。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
三木谷は一橋大学卒業後に日本興業銀行へ入り、ハーバード大学でMBAを取得した。独立して事業を始め、1997年に会社を設立し、楽天市場を公開する。2000年の株式公開以降、グループは買い物や金融など複数の事業へ広がった。本人は2007年の取材で、会社が大きくなる中で仕事の軸を明文化した経緯を振り返る。2010年に英語公用語化を発表し、2012年に正式移行。国をまたぐ知識共有と採用を目的として説明した。2020年にはグループの携帯キャリア事業が本格化し、現在は楽天モバイルの会長も務める。事業の開始と組織の仕組みづくりが並行する歩みで、経営手法の効果は本人の評価と分けて読む。
年表
- 転機
会社設立と楽天市場の開始
2月、エム・ディー・エムを設立。5月、インターネット上の店舗が集まる楽天市場を開始した。
銀行勤務と独立を経験する → インターネットの市場をつくる
楽天市場を始め、店舗と買い手をつなぐ事業に取り組んだ。
会長兼社長となる
3月、代表取締役会長兼社長に就任した。2004年には最高執行役員も務める。
経営の軸を著書で紹介
『成功のコンセプト』を刊行。本人取材では、仮説・実行・検証・仕組化の考え方を説明した。
- 転機
英語公用語化を発表
海外の社員や企業との知識共有を目的に、社内で英語を使う方針を発表した。
国内の事業と組織を運営する → 国をまたぐ共有の仕組みをつくる
海外展開に合わせ、社員同士が情報を共有する言語の仕組みも変えた。
英語公用語へ正式移行
7月に正式移行。本人取材では、国をまたぐ情報共有や採用を目的として説明した。
- 転機
携帯キャリア事業が本格化
グループが携帯キャリア事業を本格的に開始した。個人だけで開発した事業とは分ける。
買い物や金融の事業を展開する → 通信の事業にも関わる
グループの活動が通信へ広がり、後に本人も楽天モバイル会長を務めた。
楽天モバイル会長となる
3月、楽天モバイルの代表取締役会長へ就任した。
事業と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
楽天市場
1997年5月に始まったインターネット・ショッピングモール。会社と店舗、利用者による事業の入口。
経歴の該当項目へ移動 →成功のコンセプト
2007年の著書。公開の本人取材で、経営の軸を明文化した経緯を確認した。本編は未確認。
経歴の該当項目へ移動 →英語公用語化
2010年に発表、2012年に正式移行した組織の方針。本人は知識共有と海外の人材・企業との関係を目的に挙げる。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸事業の仮説を実行と検証につなぎ、国をまたぐ知識共有の仕組みをつくる。
仮説を実行し、検証して仕組みにする
本人の発言・行動2007年の取材では、会社の成長に合わせて仕事の軸を明文化し、仮説・実行・検証・仕組化を重ねる方法を説明する。
編集部の読み編集部は、経験を個人の勘にとどめず、社員が共有して改善するための考え方と読む。必ず成功する方法としては扱わない。
共通の言語で知識を共有する
本人の発言・行動2012年の取材では、海外の社員や会社との情報・ノウハウ共有、採用や海外展開のために英語を共通言語にしたと説明する。
編集部の読み編集部は、語学力そのものより、異なる拠点が一緒に働く条件をつくる組織の方針と読む。本人が語る効果と、独立した検証とは区別する。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

