KEY PERSON PROFILE
太刀川 英輔
たちかわ・えいすけ / Eisuke Tachikawa

- デザイナー
防災や地域、環境の課題をデザインから考えるデザイナー。NOSIGNERを設立し、OLIVEや東京防災などに関わる。著書『進化思考』で創造の方法を伝え、慶應義塾大学特任教授として、気候変動への適応と創造性も研究する。
出典 4件
基本情報
- 主な役割
- デザイナー
- その他の役割
- NOSIGNER代表
- その他の役割
- 慶應義塾大学特任教授
- 所属
- 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
- 設立した組織
- NOSIGNER(2006年)
- 主な研究
- 創造性、気候変動への適応、情報デザイン
- 主な受賞
- 第30回山本七平賞(2021年、進化思考)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
防災・社会課題の情報デザイン
OLIVE、東京防災やPANDAIDで、必要な情報を集め、伝える形を考えている。
創造性とデザイン教育
著書『進化思考』と教育の活動で、アイデアを生み、選ぶ方法を伝え、研究している。
気候変動への適応と都市
ADAPTMENTで、生物や生態系の適応から、都市・建築と人の行動を考えている。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
太刀川は建築を学び、領域を限定しないデザインの活動へ進んだ。NOSIGNERでは、プロダクト、グラフィック、空間などを行き来し、何のために作るかという問いから仕事を考える。震災後の情報を共有するOLIVEから、防災の冊子や感染症の情報を伝える活動へと広げてきた。生物の進化に学ぶ創造の方法を著書にまとめ、改訂と教育も続ける。近年は、都市が気候変動へ適応する方法を研究している。見える形を作る仕事と、その背景の関係を調べ、人が考える方法を伝える仕事が並行する経歴である。
年表
- 転機
OLIVEを始める
震災後に、災害時の知恵を集めて共有するサイトを始めた。
複数領域のデザイン → 災害時に知恵を共有する活動
情報を集め、使える形で伝える仕事を、震災後の共同編集へ展開した。
東京防災に関わる
東京都の防災冊子のデザインなどに関わった。
- 転機
著書刊行と団体の活動
『進化思考』を刊行し、同年に山本七平賞を受賞。JIDA理事長も2025年まで務めた。
実践から創造の方法を探る → 著書と教育で方法を伝える
生物進化に学ぶ発想を、読者が試すための方法としてまとめた。
気候適応の研究を進める
生物や生態系から都市の適応を考えるADAPTMENTの研究を始めた。
著書を増補改訂する
『進化思考』の増補改訂版を刊行。同年10月からWDO理事を務める。
- 転機
慶應義塾大学特任教授となる
8月から大学院で研究と教育に携わる。
仕事と著書で方法を伝える → 大学での研究と教育
創造性と社会の適応を、研究と教育の場でも探る役割を持った。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
OLIVEと東京防災
災害時に役立つ知恵を集めるサイトと、防災の情報を伝える冊子の仕事。多くの協力者との活動である。
経歴の該当項目へ移動 →PANDAID
感染症に関わる情報と知恵を、共同編集し、図やポスターなどへ伝える活動。
経歴の該当項目へ移動 →進化思考
2021年の著書と2023年の増補改訂版。改訂版では生物学の監修を受け、変異と選択から創造の方法を考える。
経歴の該当項目へ移動 →ADAPTMENT
都市や建築、流域を行き来し、生物や生態系の適応から気候変動への対応を考える研究。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸なぜ必要かを問い、つくる方法と背景の関係を行き来する。
作り方の前に、なぜ必要かを問う
本人の発言・行動2023年の六本木未来会議の取材では、仕事の良さを、形の作り方だけでなく、未来に必要な課題を見つけることから考えると語った。
編集部の読み編集部は、依頼された形を作る前に、必要な理由と関係を調べる方法と読む。都市や環境への提案を、既に効果を実証した施策とはしない。
学びと批判を受け、方法を改訂する
本人の発言・行動2023年9月1日付の増補改訂版の序文では、初版への賛否と生物学者の監修を受け、本文の書き直しと加筆を行った経緯を説明する。
編集部の読み編集部は、創造を完成した型とせず、学びと見直しを続ける説明と読む。生物進化からの発想を、創造性の科学的な実証と同一視しない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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