KEY PERSON PROFILE
大栗 博司
おおぐり・ひろし / Hirosi Ooguri

- カリフォルニア工科大学 教授・PMA部門長
重力と量子の仕組みを考える理論物理学者。京都、東京、米国で研究を重ね、カリフォルニア工科大学の教授・部門長を務める。著書や科学映画への協力では、宇宙を調べる理論と、その未解決の部分を伝えている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- カリフォルニア工科大学 教授・PMA部門長
- その他の役割
- 東京大学 特別教授
- 学歴
- 京都大学、1984年学士・1986年修士
- 学位
- 東京大学・博士、1989年
- 研究の拠点
- 米国・日本
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
大栗は京都大学で学び、東京大学の助手を経て、シカゴ、京都、バークレーで研究した。2000年にカリフォルニア工科大学の教授となり、量子の理論と重力を結ぶ研究を進める。東京大学の数物連携宇宙研究機構には創設時から関わり、2018〜2023年に機構長を務めた。2025年からはカリフォルニア工科大学の物理・数学・天文学部門を率いる。研究に加えて、一般向けの著書や科学映画にも協力してきた。2016年の取材では、複雑な理論を伝えるために、映画の中心となる話を絞ったと説明する。2022年の大学院入学式では、問題を探すこと、粘り強く考えること、必要に応じて目標を見直すことを学生に語った。
出典 5件
年表
京都大学を卒業
京都大学で学士を取得し、1986年に修士を取得した。
東京大学の助手となる
東京大学で助手として研究した。
博士取得、シカゴへ
東京大学で博士号を取得し、シカゴ大学で研究した。翌年から京都大学数理解析研究所の助教授となった。
- 転機
バークレー校の教授となる
カリフォルニア大学バークレー校で研究を進めた。
日本やシカゴで研究する → 米国の大学で教授となる
複数の研究機関で経験を重ね、米国の大学に研究の拠点を築いた。
- 転機
数物連携宇宙研究機構に参画
東京大学の研究機構の創設時から主任研究者として関わった。
専門の研究を進める → 日本の研究機構づくりにも関わる
日米の研究を続けながら、新しい研究の場へ参画した。
『重力とは何か』を一般の読者へ
重力と超弦理論を扱う著書。確認した電子版は7月5日配信。
- 転機
科学映画の伝え方を語る
科学アドバイザーを務めた『9次元からきた男』について、理論を伝える方法を説明した。
理論を専門家へ伝える → 科学映画でも伝え方を考える
未解決の理論を一般の人へ説明するため、表現の方法を工夫した。
研究機構の機構長となる
2023年まで機構長を務めた。カリフォルニア工科大学でも研究を続ける。
東京大学特別教授となる
同年、Daniel Harlowとの共同論文がFrontiers of Science Awardを受賞した。
PMA部門長に就任
8月16日からカリフォルニア工科大学の物理・数学・天文学部門を率いる。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
量子場・量子重力の理論研究
数学を用いて物理の構造を調べる。超弦理論を実験で確定した宇宙の説明とはしない。
経歴の該当項目へ移動 →数物連携宇宙研究機構
2007年に参画し、2018〜2023年に機構長を務めた。
経歴の該当項目へ移動 →重力とは何か
一般向けの著書。電子版の書誌と公開紹介を確認。
経歴の該当項目へ移動 →9次元からきた男
科学アドバイザーとして協力した科学映画。本人への取材本文を確認し、映画は未視聴。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸物理の問題を数学で考え、理論の可能性と未解決の部分を他者へ伝える。
問題を探し、必要なら目標を見直す
本人の発言・行動2022年の大学院入学式の祝辞では、問題を見つけて粘り強く考えることと、状況に応じて目標を見直すことを学生に伝える。
編集部の読み編集部は、研究を続ける際の判断を説明する言葉と読む。祝辞で紹介された他者の言葉を本人の創作とはしない。
話の中心を絞る
本人の発言・行動2016年の取材では、科学映画の制作で情報を詰め込みすぎず、中心となる話を絞る必要を説明する。
編集部の読み編集部は、複雑な理論を受け取る人に合わせて整理する方法と読む。映画を視聴した評価としては記載しない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

