KEY PERSON PROFILE
中島 岳志
なかじま たけし / Takeshi Nakajima
- 政治学者
インド政治や近代日本政治思想、利他を研究する政治学者。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。ヒンディー語や現地調査の経験をもとに、人の意思と、他者から受け取るものの関係を考える。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 政治学者
- その他の役割
- 東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院 教授
- 出身
- 大阪府
- 生年
- 1975年
- 学位
- 博士(地域研究)
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
インド政治と近代日本思想
ヒンディー語を学び、南アジア地域研究を専攻。所属大学の研究情報では政治学、宗教、ナショナリズムなどを研究分野に挙げる。
利他の考え方
善意を持って与える側だけでなく、行為や言葉を受け取る人と、その意味が生まれる時間から利他を説明している。
人間と非人間のケア
2025年開始の研究では、動植物や微生物、山や川などとのケア関係も対象とする。死者や未来の他者を含む関係へ、研究の範囲を広げている。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
1975年大阪府生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を学び、1999年に卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科で学び、博士号を取得した。インドでの調査を重ね、南アジア地域研究と近代日本政治思想を専門とする。2006年に北海道大学准教授、2016年に東京工業大学教授となった。2021年に『思いがけず利他』を刊行。2024年から東京科学大学教授を務め、現在は人間だけに対象を限らないケアの研究にも取り組んでいる。
年表
大阪外国語大学を卒業する
同大学を卒業し、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科へ進んだ。
京都大学大学院の課程を修了する
1999年から学んだ大学院の博士課程を修了。学位は博士(地域研究)。
『思いがけず利他』を刊行する
10月にミシマ社から刊行。利他を受け手や時間との関係から考える著書である。
東京科学大学の教授となる
10月から東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。東京工業大学時代に続いて、同院で研究と教育を担う。
- 転機
人間と非人間のケアを研究する
所属大学の研究情報に、動植物や山、川などを含む「惑星的ケア」の研究課題が記されている。
人間同士を中心とするケア → 生者や人間だけに限らない関係
人間中心のケア論を問い直すことを、進行中の研究の目的としている。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
思いがけず利他
ミシマ社刊。書誌と公開著者取材で、受け手や時間から利他を考える視点を確認。
人間と非人間の惑星的ケア
2025〜2030年の研究課題。ケアの対象を人間や生者だけに閉じない関係を考える。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸行為を自分の意思だけで捉えず、受け手や時間、周囲の存在との関係から考える。
利他は受け手によって決まる
本人の発言・行動2025年秋号の取材で、送り手がよかれと思っても相手が迷惑に感じることがあると説明し、受け手がありがたいと感じたときに利他が成り立つと話した。
編集部の読み善意を評価する基準を行為者の自己評価だけに置かず、相手がどう受け取るかに求めている。
言葉の意味は時間をかけて変わる
本人の発言・行動2022年の取材で、かつての先生の助言を、約15年後に研究者の原点として受け取った経験を語った。自身の言葉も、卒業生が後から意味を見いだす場合があるという。
編集部の読み教育や言葉の働きを、その場の反応や短期的な成果だけで測らない見方と読める。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
記事・インタビュー
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