KEY PERSON PROFILE
吉藤 オリィ
よしふじ・おりぃ / Ory Yoshifuji

- オリィ研究所 代表取締役所長CVO
分身ロボットOriHimeなどを開発するオリィ研究所の共同創業者。離れた場所から人が参加できる仕組みを、当事者や技術者と作っている。現在は所長CVOとしてビジョンと研究を担い、業務執行を担う社長CEOと役割を分ける。
出典 2件
基本情報
- 主な役割
- オリィ研究所 代表取締役所長CVO
- その他の役割
- ロボット開発者
- 生年
- 1987年
- 出身
- 奈良県
- 開発の出発点
- 高校で電動車いすを研究、早稲田大学在学中にOriHimeを開発
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
分身ロボットの開発
離れた場所から人と関わる道具を、共同開発者や使う人と作る研究に取り組む。
参加する場の設計
ロボットを置く場と、人が働き関わる仕組みを、カフェの実験などで一緒に作る。
研究とビジョンの推進
所長CVOとして研究と会社の方向を担い、CEOによる業務執行と役割を分担している。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
吉藤は高校時代に電動車いすの研究に取り組み、早稲田大学在学中に分身ロボットOriHimeを開発した。2012年に仲間とオリィ研究所を設立し、遠隔で人と関わる道具の開発を進めた。会社は視線で操作するOriHime eyeや移動できるOriHime-Dを展開し、2018年から分身ロボットカフェの実験を始めた。2021年には日本橋に常設店DAWNを開いた。本人は、当事者と技術者、社会の関わり方を一緒に考えることを語る。2023年の体制変更後は所長CVOとして、研究とビジョンを担う役割に集中している。
年表
電動車いすの研究で受賞
高校時代の電動車いすの研究で、JSECの文部科学大臣賞を受賞した。
- 転機
オリィ研究所を共同設立
仲間と会社を設立し、分身ロボットなどの開発を事業にした。
大学で開発する → 仲間と事業として続ける
開発を続け、人が使う仕組みを届けるための会社を作った。
OriHime eyeを正式に提供
7月、会社が視線で操作するOriHime eyeを正式に提供した。
- 転機
移動するロボットとカフェ実験
OriHime-Dを発表し、11月に分身ロボットカフェの最初の実験を行った。
離れた場所をつなぐ道具 → 働き、参加する場を実験する
ロボット単体から、使う場と人の関係を一緒に作る実験へ広がった。
常設の分身ロボットカフェへ
6月、日本橋にDAWNを開いた。11月には取り組みがグッドデザイン大賞を受賞した。
Golden Nicaを受賞
分身ロボットカフェの取り組みがアルスエレクトロニカのGolden Nicaを受賞した。
- 転機
研究とビジョンを担う体制へ
3月、吉藤は所長CVOとなり、笹山正浩が社長CEOとして業務執行を担う体制になった。
開発と会社の運営 → 研究とビジョンを担う
業務執行をCEOに分け、自分が担う研究と方向づけの役割を明確にした。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
OriHime
遠隔で人と関わるための分身ロボット。吉藤と共同開発者、当事者の関わる開発として読む。
経歴の該当項目へ移動 →OriHime eye
視線で操作するための仕組み。会社の沿革で2016年の正式提供を確認した。
経歴の該当項目へ移動 →分身ロボットカフェDAWN
遠隔操作のロボットを通じて人が参加する場。実験を経て2021年に常設店を開いた。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸技術と場を一緒に作り、離れた場所にいる人の参加する選択肢を増やす。
何を作るかを、当事者と考える
本人の発言・行動2022年9月の取材では、吉藤は移動しにくい人の選択肢を考え、当事者・技術者・社会が関わって仕組みを作ることを説明する。
編集部の読み編集部は、技術だけを先に決めるのではなく、人がどう参加したいかを開発の問いにする姿勢と読む。
研究とビジョンに集中する
本人の発言・行動2023年の体制変更の発表では、本人は孤独と社会参加をめぐるビジョンを示し、仲間と開発を進める体制についてコメントした。
編集部の読み編集部は、一人で会社のすべてを担うのでなく、方向を考える仕事と業務執行を分担する説明と読む。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
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