KEY PERSON PROFILE
西川 徹
にしかわ・とおる / Toru Nishikawa

- Preferred Networks 共同創業者・代表取締役会長
AIの技術を現実の産業で使うPreferred Networksの共同創業者。大学院在学中に会社づくりを始め、2014年に同社を設立した。2025年11月に社長から会長へ移り、現在は中長期の戦略や人材・文化づくりを担う。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- Preferred Networks 共同創業者・代表取締役会長
- 生年
- 1982年
- 学歴
- 東京大学大学院情報理工学系研究科、2007年修士課程修了
- 共同創業
- 2006年Preferred Infrastructure、2014年3月Preferred Networks
- 役職変更
- 2025年11月26日、代表取締役社長から会長へ
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
AIと現実の産業
AIの研究開発を、企業や産業の需要とつなぐ会社を共同創業した。
モデル・半導体・計算基盤
AIを使うためのソフトウェアと半導体、計算設備を一緒に考える。
技術の会社の戦略と人材
会長として中長期の戦略と経営の監督、社内外の関係づくり、文化と人材を担う。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
西川は東京大学大学院で情報理工学を学び、在学中の2006年にPreferred Infrastructureを共同創業した。2014年には岡野原大輔らとPreferred Networksを設立し、AIの技術を現実の産業に使う事業を進める。会社は深層学習の開発環境Chainerから、専用の半導体や計算基盤、材料を調べるサービスへ活動を広げた。共同創業者メッセージでは、技術の各層と産業の需要を一緒に考える方針を述べている。2025年11月に会長となり、社長は岡野原へ交代。中長期の戦略と経営の監督、社内外の関係、人材・文化を担うと説明した。技術開発と、その仕事を続ける組織づくりがつながる歩みだ。
年表
大学院在学中に共同創業
Preferred Infrastructureを共同創業した。
- 転機
Preferred Networksを設立
3月、岡野原大輔らとPreferred Networksを設立し、AIを産業の課題に使う事業を進めた。
情報技術の会社を共同で運営する → AIを産業に使う会社をつくる
新しい会社で、現実世界の需要と技術開発をつなぐ事業へ進んだ。
Chainerを公開
6月、会社が深層学習の開発環境Chainerを公開。ファナック、トヨタとの資本提携も進んだ。
- 転機
AI向け半導体を発表
12月、会社がAIプロセッサーMN-Coreを発表した。チームによる技術開発である。
AIを使うソフトウェアを開発する → 専用の半導体と計算基盤へ広げる
会社の開発が、モデルやアプリケーションを動かす基盤にも広がった。
自社開発の計算基盤が稼働
5月、MN-Coreを搭載するスーパーコンピューターMN-3が稼働した。
材料を調べるサービスへ
7月、グループ会社が原子の振る舞いを計算するMatlantisを提供し始めた。
- 転機
会長へ移り、中長期の戦略を担う
11月26日、代表取締役会長に就任。岡野原大輔が社長となり、本人は戦略・監督・関係づくり・文化と人材を担うと説明した。
社長として経営を担う → 中長期の戦略と文化を支える
会長としての役割を明示し、日々の経営を率いる社長と分けた。
事業と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
Chainer
2015年6月に会社が公開した深層学習の開発環境。研究・開発チームの成果で、西川単独の発明ではない。
経歴の該当項目へ移動 →MN-CoreとMN-3
2018年に発表したAI向け半導体と、2020年に稼働した計算基盤。ソフトウェアと計算設備をつなぐ共同の開発。
経歴の該当項目へ移動 →Matlantis
2021年7月にグループ会社が提供を始めた、原子の振る舞いを計算するサービス。材料の研究に関わる仕事。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸技術の各層と現実の需要をつなぎ、共同の開発を続ける組織をつくる。
現場を知る専門家と学び合う
本人の発言・行動2024年の日本製鉄との対談では、製造業の課題に取り組むため、専門家と協働し、自分たちもその領域を学ぶ必要を語る。ソフトウェアと機械・材料の関係も説明する。
編集部の読み編集部は、モデルの性能だけでなく、現場の条件と専門知識を組み合わせて使う方法と読む。対談相手の福田和久の発言と分ける。
戦略・文化・人材を支える
本人の発言・行動2025年の交代発表で、西川は中長期の戦略と経営監督、社内外の関係、文化や人材に取り組むと説明した。
編集部の読み編集部は、技術の会社を続けていくための条件を、会長として支える役割の説明と読む。交代後の成果を証明したものではない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
記事・インタビュー
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。

