KEY PERSON PROFILE
今村 彩子
いまむら あやこ / Ayako Imamura
- 映画監督
ろう・難聴者の暮らしや、自分と人との関係を撮る映画監督。Studio AYA代表。自転車の旅を記録した『Start Line』や災害を扱う作品を発表し、子ども向けの新作も制作している。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 映画監督
- その他の役割
- Studio AYA代表
- 学歴
- 愛知教育大学
- 専門領域
- ドキュメンタリー映画・ろう・難聴者の暮らし・コミュニケーション・災害と情報
- 主な業界
- 映画・メディア
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
暮らしを記録するドキュメンタリー
ろう・難聴者の仕事や日常を撮影し、作品にしてきた。『珈琲とエンピツ』などの作品を公式サイトで紹介している。
自分と相手の関係を撮る
自身の旅や友人との関係にもカメラを向ける。撮影時の想定や上映後の気づきを、本人インタビューで説明している。
災害と情報を映像に残す
東日本大震災の後に宮城を訪れ、その後も記録を続けた。『きこえなかったあの日』では各地の災害とろう・難聴者の経験を扱う。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
名古屋出身。子どもの頃に字幕付きの『E.T.』を見て、映画監督になりたいと思ったと本人は語る。愛知教育大学在学中の19歳で米国へ留学し、映像制作を学んだ。『珈琲とエンピツ』(2011年)、被災したろう者を取材した『架け橋 きこえなかった3.11』(2013年)などを発表。自身の旅を映した『Start Line』(2016年)では、撮影や上映後の対話が自分の見方を変えたという。2020年に『友達やめた。』、2021年に『きこえなかったあの日』を発表。現在は『どうする松本くん!』を制作中。
年表
字幕付きの映画から監督を志す
字幕付きの『E.T.』に触れ、多くの人に元気や勇気を与える映画を作りたいと思ったと公式プロフィールで語る。
米国で映像制作を学ぶ
愛知教育大学在学中に留学し、映画制作を学んだ。公式プロフィールにはカリフォルニア州立大学ノースリッジ校と記されている。
珈琲とエンピツを発表する
ろう者のサーフショップ店長を追った作品。公式作品紹介で2011年の作品として案内されている。
架け橋 きこえなかった3.11を発表する
東日本大震災の後に宮城へ通い、ろう者が置かれた状況を取材してまとめたドキュメンタリー。
Start Lineを発表する
自転車で沖縄から北海道へ向かう自身の旅を記録した作品。撮影後の編集について、後の映画祭取材で振り返った。
11歳の君へを発表する
ろう・難聴のLGBTの人々への取材と知識編を組み合わせた教材DVDを制作した。
友達やめた。を発表する
自分と友人との関係へカメラを向けた映画。相手を分かっているつもりだった自分を考える作品として、本人取材で語る。
きこえなかったあの日を発表する
宮城や各地の災害現場で続けてきた記録をまとめ、ろう・難聴者と災害の10年を扱った。
コラム執筆と新作制作を続ける
公式プロフィールは中日新聞でのコラム連載を案内し、現在はろう・難聴の子ども向け映画『どうする松本くん!』を制作中と記している。
代表作と活動
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
架け橋 きこえなかった3.11
東日本大震災の後、宮城へ通い、被災したろう者たちを取材したドキュメンタリー。
Start Line(スタートライン)
沖縄から北海道へ自転車で旅する今村自身と、人とのやり取りを記録したドキュメンタリー。
友達やめた。
今村自身と友人との関係へカメラを向け、相手と自分の違いを考えるドキュメンタリー。
きこえなかったあの日
宮城や各地の災害現場で続けた記録から、ろう・難聴者と災害の10年を扱う作品。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸撮る相手や観客とのやり取りを通じ、相手についての見方と、自分自身の思い込みを確かめ直す。
撮影の前に決めた物語へ閉じない
本人の発言・行動2017年の映画祭取材で、温かな交流と成長を想像していたのに、実際には全く違う映画ができたと語った。旅の後もすぐには気持ちの整理がつかなかったという。
編集部の読み完成形を最初から決めて現実を合わせるより、撮れた映像が自分の予想と違うことも、作品を考える材料にしている。
観客の言葉で自分の前提も変わる
本人の発言・行動2022年の本人取材では、聞こえる人からも対話は難しいと言われ、自分の思い込みに気づいたと話した。上映後の感想で見方が変わり、その後、友人との関係に感じた戸惑いを撮る次作へ進んだという。
編集部の読み映画を一方的に伝える手段で終えず、受け手の経験を聞いて自分の理解を変える場としても捉えている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


