KEY PERSON PROFILE
牟田 都子
むた さとこ / Satoko Muta
- 校正者
書籍・雑誌の校正を行う校正者。図書館員や販売員を経て出版の現場へ入り、2018年から個人で活動する。誤りを調べ、著者への疑問や提案を記す仕事を、著書やインタビューでも伝えている。
出典 3件
基本情報
- 主な役割
- 校正者
- 生年
- 1977年
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
書籍・雑誌の校正
文章の文字や言葉を読み、固有名詞や事実関係を調べ、全体も通して確かめる。作業の進め方は本や契約によって異なると説明する。
著者への疑問出し
原稿との不一致を訂正する作業と、著者へ疑問や提案を返す作業を分ける。鉛筆で書き込む方法を具体的に語っている。
校正の現場を取材して伝える
漫画、料理本、辞書、地図などの校正・校閲を取材し、分野ごとの読み方や仕事の違いを一冊にまとめた。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
1977年、東京都生まれ。図書館員や石けんブランドの販売員を経て、2008年に出版社の校閲部と業務委託契約を結んだ。転職時には図書館での経験が生かせることと、長く続けられる仕事であることを考えたという。2018年から個人で書籍・雑誌を校正。2022年に『文にあたる』を刊行し、2024年には漫画や料理本、辞書などの校正者に話を聞いた『校正・校閲11の現場』を発表した。2026年の本人取材でも、出版の仕事の中で校正が担う役割を説明している。
出典 5件
年表
東京都で生まれる
本人の公式プロフィールと『文にあたる』の出版社紹介に生年・出生地が記されている。
図書館の契約職員になる
大学時代の図書館実習をきっかけに図書館員の仕事に就いたと、本人取材で振り返る。
石けんブランドの販売員になる
自分の好きなものを売る仕事を選んだが、その後に向き不向きや体力面を考えて転職したと語る。
- 転機
出版社の校閲部で働き始める
業務委託契約で校正の現場へ。図書館での経験を生かせることと、長く働けることを選択の理由に挙げている。
図書館員・販売員の経験 → 出版社の校閲部
仕事の適性と継続できることを考えた経緯を、才能や家系による必然と分けて語っている。
校正・校閲11の現場を刊行する
分野の異なる校正・校閲の仕事を取材した本をアノニマ・スタジオから刊行した。
校正と書く経験について語る
10月のモリサワによる本人取材で、書く側に回って感じた伝達の難しさや、現場ごとの役割の違いを説明した。
研究と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
文にあたる
書物や言葉、校正の仕事に向き合う日々を記した本。亜紀書房から刊行。
校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる
校正・校閲に携わる11の分野の人々への取材を収録。アノニマ・スタジオから刊行。
考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸著者と読者を思い浮かべ、その本で何を確かめ、どこまで手を入れるかを考える。
その本で優先することを見極める
本人の発言・行動2026年の取材で、表記を揃えることに気を取られ、誤字や固有名詞の誤りを見逃す可能性を指摘した。著者の意向やジャンルを読み取り、できる範囲を編集者に伝えることも仕事だと話す。
編集部の読み校正を一律の規則の適用にせず、本の性質と制作条件に応じて判断する仕事として捉えている。
指摘の伝わり方まで考える
本人の発言・行動2025年の本人取材では、疑問を書き入れても意図どおりに受け取られないことがあり、作品へ悪い影響が出ないよう伝え方を考えていると説明した。
編集部の読み誤りを見つけたことだけで仕事を終えず、著者とのやり取りが本作りにどう作用するかにも目を向けている。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
掲載方針
このページは公開情報にもとづく人物記録です。本人・所属組織との提携や公認を示すものではありません。事実関係の修正や掲載削除のご連絡を受け付け、参照元を確認したうえで対応します。


