KEY PERSON PROFILE
袴田 武史
はかまだ・たけし / Takeshi Hakamada

- ispace 代表取締役CEO & Founder
月への輸送と探査に取り組むispaceの創業者。航空宇宙工学と経営の経験をもとに、月面探査チームHAKUTOを率いた。現在はCEOとして、着陸船の開発と月の事業を進める。2023年と2025年の挑戦は軟着陸に至っていない。
出典 5件
基本情報
- 主な役割
- ispace 代表取締役CEO & Founder
- 学歴
- ジョージア工科大学、航空宇宙工学修士
- 会社の設立
- 2010年9月、ispaceの法人設立
- 主な事業
- 月面・月周回への輸送、月ミッションのデータなど
専門テーマ
公開情報と根拠資料から確認できる、代表的な専門領域です。
民間の月面探査
研究者や開発チームと、月への輸送・探査を進める会社の経営を担う。
宇宙事業の経営と資金
技術に加え、顧客・パートナー・資金を集めて事業を続ける条件を考える。
探査の検証と次の開発
ミッションの結果を分析し、得たデータと経験を次の開発へ戻す方法を説明する。
経歴
確認できる出来事を年代順に掲載しています。転機は年表内に示します。
袴田は航空宇宙工学を学び、米国の大学院で修士号を取得した。民間の宇宙事業には技術と経営・資本が必要だと考え、コンサルティング会社で経験を積む。2010年から月面探査レースに参加する日本チームに関わり、HAKUTOを率いた。レース終了後の2018年に、ispaceの月面探査プログラムHAKUTO-Rを始める。2023年と2025年に着陸へ挑んだが、いずれも軟着陸に至らなかった。2026年の所感では、得たデータと学びを次の開発へつなぐと説明している。探査機の技術だけでなく、顧客や資金を集め、事業を続ける仕事を担う歩みだ。チームの開発成果、ミッションの結果、将来の目標を分けて読む。
年表
- 転機
月面探査レースの日本チームへ
Google Lunar XPRIZEに参加する日本チームに関わり、経営と資金調達を担う。会社の法人設立は9月。
航空宇宙工学と経営を経験する → 月面探査のチームを率いる
専門の技術だけでなく、民間の挑戦を続けるための経営と資金に関わった。
HAKUTOが中間賞を受賞
吉田和哉らと開発を進めた探査機が、レースの中間賞を受賞した。本人単独の技術成果とは分ける。
レースのファイナリストに
HAKUTOが最終選考の5チームに選ばれた。月面探査の達成を意味するものではない。
- 転機
HAKUTO-Rを始める
期限内に達成チームが出ずレースが終了。ispaceは独自の月面探査プログラムHAKUTO-Rを始めた。
賞金レースの探査に取り組む → 独自の月面探査プログラムを進める
レースの終了後も、顧客を伴う輸送やデータの事業へ取り組みをつなげた。
- 転機
ミッション1で着陸へ挑む
4月26日に月面着陸へ挑んだが、軟着陸には至らなかった。5月の公式発表ではデータの分析と改善を報告した。
着陸に向けて開発する → 結果を分析して次の開発へ戻す
軟着陸未達という結果を、技術の検証と次のミッションへの改善につなげる段階へ進んだ。
ミッション2でも軟着陸未達
再度着陸に挑んだが成功には至らなかった。本人は翌年の所感で、チームの経験を次の開発に戻すと説明した。
組織と開発の方法を著書へ
5月21日、『月をめざすチームの働き方』を刊行。複数のミッションに経験を戻す仕事を紹介する。
事業と主な仕事
公開資料で確認できる主な仕事です。年表と重なる項目は該当する時期へ案内します。
HAKUTO
Google Lunar XPRIZEに参加した日本の月面探査チーム。袴田は経営・資金調達に関わり、研究者や開発者と進めた。
経歴の該当項目へ移動 →HAKUTO-R
2018年に始めた月面探査プログラム。2023年ミッション1と2025年ミッション2は軟着陸未達。将来の輸送事業の目標と結果を分ける。
経歴の該当項目へ移動 →月をめざすチームの働き方
2026年5月21日刊行の著書。組織・リスク・学びを次の開発へ戻す方法を知る入口。書誌と公開紹介を確認、本編は未確認。
経歴の該当項目へ移動 →考え方
公開発言と実践をもとに、出典のある論点を編集部が整理しました。
一貫している軸技術と経営をつなぎ、探査で得た経験を次の開発へ戻す。
技術に経営と資本を組み合わせる
本人の発言・行動東北大学の取材では、民間の宇宙開発には技術だけでなく経営と資本が必要と考え、コンサルティングの仕事を経験したと語る。
編集部の読み編集部は、探査機をつくる研究と、チームを続けるための条件を結ぶ役割と読む。当時の打ち上げ・探査の予定を現在の実績にしない。
得たデータと経験を次へ戻す
本人の発言・行動2026年の年頭所感では、ミッション2が着陸成功に至らなかった結果を認め、技術的な知見とチームの学びを次の開発へつなぐと説明する。
編集部の読み編集部は、到達できた段階と未達の結果を分け、次の開発に使うための説明と読む。将来の成功を保証するものではない。
本人の言葉で知る
取材・登壇・著書など、本人の発言をたどれる公開資料です。
参考資料
経歴と考え方の確認に使った全資料です。最終参照日と、記載がある場合は公開日も示します。
公式情報
書籍
記事・インタビュー
掲載方針
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